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前日は、木津寿哉や上田太陽の本塁打など國學院久我山が5-2でリードした4回終了後雨で中断し、翌日同じ[stadium]ダイワハウススタジアム八王子[/stadium]で継続試合として行われた。
世田谷学園は角井優、國學院久我山は松本慎之介が引き続き登板した。再開後の5回裏も國學院久我山が6番・上田の中前適時打で1点を追加。夏の大会から背番号1を担うことになった國學院久我山の松本慎は8回表に1点を失ったものの、安定した投球で傷口を広げることはない。國學院久我山の尾崎直輝監督は、松本慎が背番号1になった理由について、「動じないことです」と語る。それでも、これまで背番号1を担っていた成田陸、渡邊建伸らも健在で、投手陣は量質ともに充実している。8回裏は世田谷学園の角井の制球の乱れもあり走者がたまり、3番・木津の右前適時打、5番・大野良太の右前適時打でそれぞれ2点ずつが入り10―3。8回コールドが成立した。
昨夏4強の世田谷学園は、秋は都立小山台に敗れ都大会に進出できず、春はコロナ禍により辞退せざるを得ず、苦しい1年になった。
世田谷学園の成瀬智監督は、「もう少し食らいついて、いい試合をしたかったです」と無念さをのぞかせた。それでも、苦しい1年の経験は、今後に生かされるに違いない。
今まではリリーフが多かった國學院久我山の新エース・松本慎は、「(先発の)責任感を楽しんで投げることができました」と語る。1年生の常木竣一朗が遊撃手でスタメン起用されるなど、チーム内の競争は激しく、センバツ4強の緩みはない。近年の國學院久我山は、秋から春、春から夏とチームが成長した姿をみせてきただけに、これからの厳しい戦いで、どこまで成長した姿をみせることができるか、注目したい。
(取材=大島 裕史)
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