夏直前!高校生期待度ランキング2022 50位-41位は超高校級右腕、大型スラッガーが続々ランクイン

夏直前!高校生期待度ランキング2022
・50位-41位 超高校級右腕、大型スラッガーが続々ランクイン
・40位-31位 全国レベルの左腕、速球派右腕、大型外野手、スラッガーをリストアップ
・30位ー21位 全国実績十分のコンビ、春ブレークの強打者、復活傾向の大型右腕をピックアップ
・20位-11位 世代屈指のスラッガー、遊撃手、左腕、二刀流など実績豊富な超高校級の逸材がランクイン
・10位-1位 スタープレイヤーが揃う中、トップに輝いた逸材は?
高校野球ドットコム人気企画の高校生期待度ランキング。今年も50人の選手をリストアップした。潜在能力の高い選手が多く、トップ50人でも激戦。やはり夏を前にすると高校3年生たちの成長度が増すのが分かる。まずは50位−41位から紹介をしていきたい。
50位〜45位

伊藤 千浩(東北)
50位 片野 優羽捕手(市立船橋=千葉)
プロ注目の大型捕手。調子が上がれば、複数ホームランが飛び出すことも珍しくない。春はメカニズムの狂いがあり、芯だけではなく、タイミング、体の使い方ともにガチッと嵌った打球が少なかった。抜群の強肩を持つだけに、攻守ともに躍動できれば一気に評価が上がる可能性はある。
49位 宮原 明弥投手(長崎海星=長崎)
最速146キロを誇る長崎を代表する速球派右腕。投球内容は申し分なく、この大会でどれだけ評価を高めることができるか。
48位 伊藤 千浩外野手(東北=宮城)
今年の春季東北大会では、打者としては打率4割、投手として15.1回を投げて、18奪三振と投打で躍動した。将来性は完全に野手。188センチの大型選手でありながら、膝の使い方がうまく、低めの球にも対応できる。コンタクト力が高く、夏に豪快さと堅実さを兼備した打撃ができれば、評価は大きく上がる。特に強豪相手に良さを発揮したい。
47位 バルザー・ブライアン投手(常総学院=茨城)
150キロを超える速球派右腕。春は登板機会はなかったが、大会後の練習試合では登板機会も増え、150キロ前後の速球を投げ、スカウトから注目されている。目標のプロ入りには、やはり夏の公式戦でのアピールが重要となるだろう。

鈴木 蓮(滋賀学園)
46位 滋賀学園鈴木 蓮内野手(滋賀学園=滋賀)
昨秋の近畿大会からパワフルな打撃に、リストの強さを生かしたスローイングが魅力の大型遊撃手として活躍。攻守ともにバランスが取れた逸材で、夏で評価を高めることができるか。
45位 齋藤 響介投手(盛岡中央=岩手)
細身の体型から140キロ後半をマークする速球派右腕。伸びのある快速球で多くの三振を奪える。春季大会では能力の高さの割に失点が多かった点をいかに解消できるか。
夏直前!高校生期待度ランキング2022
・50位-41位 超高校級右腕、大型スラッガーが続々ランクイン
・40位-31位 全国レベルの左腕、速球派右腕、大型外野手、スラッガーをリストアップ
・30位ー21位 全国実績十分のコンビ、春ブレークの強打者、復活傾向の大型右腕をピックアップ
・20位-11位 世代屈指のスラッガー、遊撃手、左腕、二刀流など実績豊富な超高校級の逸材がランクイン
・10位-1位 スタープレイヤーが揃う中、トップに輝いた逸材は?
44位〜41位

石川 ケニー(明秀日立)
44位 越井 颯一郎投手(木更津総合=千葉)
毎年、好投手が多い千葉県の中でも、完成度の高さはピカイチ。伸びやかなフォームから繰り出す140キロ前半の速球を内外角、低め、高めにしっかりと投げ分けることができる。緩急も使えて強心臓。勝てる投手として成長しつつある。
43位 石川 ケニー外野手(明秀日立=茨城)
投げては140キロ前後を投げ、打者としては高校通算20本塁打以上を放つ。打席に立った姿には威圧感があり、名将・金沢監督も潜在能力の高さを最も評価している。飛ばすポイントを理解できているため、甘く入れば本塁打にできる。外野手としても右翼からバックホームは強烈で、ほぼダイレクト。攻守両面でインパクトを残している。

田島 善信(星城)
42位 求 航太郎投手(東海大相模=神奈川)
今年の東海大相模ナインで最もプロ向きの逸材。投げては140キロ中盤の速球には角度があり、好投手が多い東海大相模投手陣の中でも大きな武器となっているが、むしろ魅力は打者にある。インパクトの強さは強烈で、あっという間にフェンスを直撃する打球を打つことができ、シングルヒットでも打球速度が違う。一見、パワー型と思いきや、粘っこい打撃をして安打を放つこともできるので、もっと打席数を重ねて、メカニズムを進化させていけば、注目される可能性はある。
41位 田島 善信投手(星城=愛知)
高校まで投手の経験はほとんどなかったが、素質の高さを見出され、急成長を遂げた本格派右腕。天理(奈良)との招待試合で登板し、最速146キロの速球に切れ味抜群のスライダーを投げ込み、一気に話題となった。投球フォームのバランスがよく、大化けする可能性を持っている。あとは今夏の愛知大会で強豪校相手に好投できるかに尽きる。
(記事=河嶋 宗一)