148キロ右腕・米田天翼がドラ1・小園から学んだカットボールとのコンビネーションで10奪三振、1失点完投勝利
米田天翼(市立和歌山)
秋季近畿大会が開幕し、市立和歌山が2対1で神戸学院大附に勝利し、準々決勝進出を決めた。
エースの米田天翼は平均球速140.34キロ、最速145キロの速球とカットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げ分け、10奪三振、1失点。5回まで7安打を打たれたが、6回以降に立て直した。
「近畿大会の初戦でかなり緊張しましたが、しっかりと立て直すことができてよかったです」とコメント。
横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けた小園健太からカットボールを教わるなど、多くのアドバイスをもらい、ここまでの投手となった。
準々決勝へ向けて意気込んだ。
「去年は小園さんがセンバツに導いたように、今年は米田が導いたといえるような投球をしたいと思います」
強気のマウンド捌きで引っ張る米田の投球に今後も注目だ。