19日から開幕する第72回秋季関東大会。センバツをかけた大会として、注目度が大会だ。そんな大会の見所を前編・後編にわけて紹介。後編は大会2日目の見所を紹介。
前編はこちらから!
センバツをかけた関東大会が開幕!東海大相模、習志野が登場する大会初日の見所・注目選手リスト
敷島球場第1試合 青藍泰斗(栃木1位)vs西武台
増田優真(西武台)
22年ぶりの県大会優勝を決めた青藍泰斗はエース左腕・大金裕人に注目。県大会では完封勝利を挙げるなど安定感のある投球を見せてきた。また下級紙絵の時から経験豊富の佐々木 康は投打の中心。石川翔(中日)の弟・石川慧亮もセンス抜群の外野手だ。
一方、西武台は技巧派左腕・増田優真と、強肩とインサイドワークの高さが光る伊澤走のバッテリーに注目。埼玉のライバルを苦しめたコンビネーションを関東大会でも見せていきたい。
注目選手
大金 裕人(青藍泰斗)
石川 慧亮(青藍泰斗)
佐々木 康(青藍泰斗)
増田優真(西武台)
伊澤走(西武台)
敷島球場第2試合 常総学院(茨城1位)vs健大高崎(群馬3位)
菊地 竜雅(常総学院)
今大会優勝候補の1つである常総学院が登場。エース・菊地竜雅は最速150キロのストレートを武器にする今大会注目の速球派右腕。関東大会では背番号1を担う一條 力真も長身から繰り出す130キロ後半の速球を武器にする好右腕だ。今年の打線は昨年ほどの迫力はないが、上位下位と切れ目ない打線が特徴だ。
一方、健大高崎は130キロ後半の速球を投げ込む下 慎之介、130キロ後半の速球を投げ込む大型右腕・橋本拳汰の2枚看板に注目。打者では左の強打者・安齋 駿斗は投手としても135キロ前後の速球を投げるが、打者としての能力の高さを評価され、野手起用となっている。また、1年生ながら主軸を務める小澤周平はチームでもトップクラスのスイングスピードを誇る強打者。小柄ではあるが、思い切りの良い打撃スタイルに注目だ。
両校、レベルが高い選手を揃え白熱とした勝負が期待できそうだ。
注目選手
菊地竜雅(常総学院)
一條力真(常総学院)
下 慎之介(健大高崎)
橋本拳汰(健大高崎)
安齋 駿斗(健大高崎)
小澤周平(健大高崎)
[page_break:高崎城南球場 第1試合 山梨学院(山梨1位)vs文星芸大附(栃木2位)/第2試合 花咲徳栄vs拓大紅陵]
高崎城南球場 第1試合 山梨学院(山梨1位)vs文星芸大附(栃木2位)
小吹 悠人(山梨学院)
山梨学院は大型遊撃手・小吹 悠人、経験豊富の捕手・栗田勇雅、巧打の二塁手・功刀 史也、超俊足のセンター・渡邉 嵩馬と昨年に続き野手のタレントは豊富。小刻みに継投するチームだけに早めに打線が援護したい。
対する文星芸大附はエースとして力投を見せた髙根 匠人、前チームからクリーンナップとして勝負強い打撃を見せる三塁手・角田 祥太郎の打撃がカギとなりそうだ。
注目選手
小吹 悠人(山梨学院)
栗田 勇雅(山梨学院)
功刀 史也(山梨学院)
渡邉 嵩馬(山梨学院)
髙根 匠人(文星芸大附)
角田 祥太郎(文星芸大附)
高崎城南野球場 第2試合 花咲徳栄vs拓大紅陵
井上朋也(花咲徳栄)
2016年以来の選抜出場を狙う花咲徳栄は、打線の破壊力は出場校トップクラスを誇る。県大会で高校通算40本塁打に達したスラッガー・井上朋也、左のアベレージヒッター・中井 大我が打線の中心。投げては130キロ後半の速球を投げ込む好左腕・髙森陽生の粘り強いピッチングに期待だ。
拓大紅陵はエース・竹内 将悟は140キロを超える速球、切れのあるスライダ―を投げ分ける好右腕。打線では背番号15をつける伊藤 勇斗(1年)は大型の左打者で将来性が楽しみな、1番で俊足の柏木 勇人(1年)はシュアな打撃と俊足が持ち味の好二塁手。
注目選手
井上朋也(花咲徳栄)
中井 大我(花咲徳栄)
髙森陽生(花咲徳栄)
竹内 将悟(拓大紅陵)
伊藤 勇斗(拓大紅陵)
柏木 勇人(拓大紅陵)
記事=河嶋 宗一