カルロス・ミラバル(元北海道日本ハム) 徳島インディゴソックス臨時投手コーチとして若手投手才能開花へ!

南 啓介代表と固い握手を交わすカルロス・ミラバル徳島インディゴソックス臨時コーチ
8月30日(金)、四国アイランドリーグplusで前期を制覇した徳島インディゴソックスは、8月29日(木)から後期優勝チームない通算勝率2位チームとの間で9月21日(土)から戦うリーグチャンピオンシップ、勝ち進んだ場合はルートインBCリーグ年間覇者と10月5日(土)から10月14日(祝・月)まで開催される「日本独立リーググランドチャンピオンシップ」までの臨時投手コーチとして元北海道日本ハムファイターズ投手・一般社団法人日本プロ野球外国人OB選手会(通称:JRFPA)の代表幹事を務めるカルロス・ミラバル(1973年4月24日生まれ・右投両打・188センチ88.5㎏)氏の就任を発表。翌8月31日(土)には徳島県徳島市の「シティハウジングCITYplus沖浜店」にて就任記者会見を行った。
「このような機会を頂いたことを感謝しているし(牧野 塁)監督以下スタッフもミラバル氏を歓迎しています。34名の選手のうち投手が多いチームにおいて新しい助言がエネルギーとなる。チャンピオンシップ・グランドチャンピオンシップで結果を出して、ミラバル氏に「いてよかったな」と思ってもらいたい」と話した南 啓介代表に続きマイクを握ったカルロス・ミラバル臨時投手コーチは、熱を持ってこう話し始めた。

就任の決意を語るカルロス・ミラバル徳島インディゴソックス臨時コーチ
「徳島インディゴソックスでコーチに就任できたことをうれしく思います。日本という場所は私にとって愛しているし、特別な場所。そこで最善を尽くしたいし若い投手たちがNPBへ目指していくために全力を尽くしたい」。このように2000年からの6年間でクローザー・先発両方をそつなくこなし、180試合登板39勝38敗37セーブをあげた体形を維持したまま、新たなチャレンジへの決意を述べた。
また、カルロス・ミラバル臨時投手コーチは、自らのプロキャリアがアメリカの独立リーグではじまり、台湾、日本、さらにプエルトリコ、ドイツと世界様々な場所で積み重ねてきたプレーヤーキャリアを踏まえ「私はどうやって野球をよりリスペクトして、どうやってうまくなろうとするか、そして自分が着ているユニフォームをどうやってチームを代表するものにしていくかが、野球選手としては大事だと思っている。その心持ちを若い選手に伝えていきたい」とした上で、8月30日(金)の練習に参加した中での徳島インディゴソックスの選手たちについて、このように高く評価した。
「ここには若くて、強くて、いい選手がそろっているし、ポテンシャルもある。そして彼らは聴く姿勢を持っているし、人間関係の上でもリスペクトがある。そんな彼らと同じゴールへ向かっていくことがすごくエキサイティングです」。実は来日直前までプエルトリコのプロリーグで登板し最速144キロを出しているミラバル氏、背中で示すプロの魂を私たちは大いに期待したい。
なお、カルロス・ミラバル臨時投手コーチの背番号は日本ハムファイターズ時代と同じく「00」。会見当日18時から徳島県阿南市にあるJAアグリあなんスタジアムで開催された福岡ソフトバンクホークス3軍との定期交流戦では早くもベンチ入りし、チームの一員として戦いの輪の中へ入っている。
文=寺下 友徳
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