秋の悔しさを糧に練習!打撃が自慢のチーム
春夏合わせて8度の甲子園出場を誇る前橋工
■甲子園出場8回を誇る名門校
群馬県の前橋工は1923年(大正12年)創立の伝統校。
野球部は春夏合わせて8回の甲子園出場を誇る名門である。プロ野球選手も多く輩出しており、群馬県の高校野球をリードしてきた学校だ。
■人数は少ないが意識の高い3年生
現在3年生13名、2年生27名、1年生21名の61名で活動している。下級生が多いのが特徴だが、「下級生が多いので、上級生が行動面から引っ張りたい」と3年生は意気込む。
■悔しさが残る秋
チームにとって最も印象に残っている試合は、秋の県大会の渋川青翠戦だ。ベスト4まで進出した渋川青翠に3-1で敗れた試合であるが、スコアを見れば接戦でも好投手の前に打つ手がなく完敗だった。
そこで敗戦を機に多くバットを振ることをチーム全体で意識し、オフシーズンは徹底的にバットを振り込んできた。この夏は前橋工の打撃に期待だ。
■チームの注目選手
今年の注目選手は、キャプテンの小暮杏介だ。小暮は常にチームを引っ張り、攻撃の中心で、強肩でチームのピンチを何度も救ってきた。この夏もチームを救うに違いない。
■思い出深い夏にする!
集大成の夏に向けて、鍵となるのは投手陣とチームメイトは口を揃えて話す。誰か一人の名前ではなく、「投手陣」と言われるのは全員が信頼されている証しだ。
「一丸となり、思い出深い夏にしたい」と3年生の選手たちは口にし、誰か一人に頼るのではなく、1年生から3年生まで一丸となり、目標のベスト8にむかって突き進む。
[page_break:楽しくプレーする!/全員で団結して戦おう!]
上級生と下級生の距離が近く楽しくプレーできるチーム
通算9度目の甲子園出場を狙う前橋工
ここからは前橋工のキャッチャー小暮杏介主将とピッチャー黒澤颯斗副主将にお話を伺いました!
Q.夏へ向けて見つかった課題を教えてください
小暮:チャンスでヒットを打てるようにすることです。
黒澤:コントロールと調子が悪くても試合を作れる安定感を身につけることです。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
小暮:試合で完璧に捉えた打球を打てたことです!
黒澤:練習試合で場外ホームランを打ったことです!
Q.応援する方々へ自分のここを見てほしい、というアピールポイントを教えてください!
小暮:キャッチングと安定したバッティングです!
黒澤:スピードのあるストレートと変化球のキレです!
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
小暮:上級生と下級生の距離が近いところです!
黒澤:野球を楽しんでプレーできるところです!
Q.この夏はこういう夏にしたい!というのを教えてください
小暮:出せる力を出しきります!
黒澤:応援に来てくれた方々に楽しい試合をお見せします!
小暮選手、黒澤選手ありがとうございました。
3年生は人数が少ない分、積極的に行動
ここから前橋工の中野一好部長先生にお話を伺いました。
Q. 今年のチームは結成時から夏に向けてどんなチームを目指しましたか
3年生は13人と少ないですが、その分全員でチームを引っ張り、積極的に行動し、全員野球を目指してきました。
Q. 最後の夏に燃える3年生や部員たち皆様へのメッセージをお願いします
3年生は一人も辞めずにここまでやってきました。優しい子が多く、下級生とも仲が良く、良いチームに仕上がりました。全員で団結して夏を戦ってほしいです。
中野部長先生、前橋工の皆さんありがとうございました!


今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!