実績と安定のある菰野、三重、いなべ総合
菰野の注目右腕・岡林勇希選手
昨秋の県大会3位から東海大会を勝ち上がって決勝進出を果たした津田学園が17年ぶり3回目のセンバツ甲子園出場を果たした。その津田学園を県大会で下したのが、剛腕岡林勇希君を擁する菰野だ。
地区的には四日市地区では菰野と海星が筆頭格。暁に四日市工、四日市などがどこまで食い下がれるか。
桑員地区では津田学園がセンバツ出場で予選免除となるので、いなべ総合が突出している。桑名西、桑名北、桑名がどう戦うのか。
鈴亀地区では、鈴鹿が筆頭格で、白子と稲生が続く存在。
中勢地区では昨夏の代表校三重白山がどういう戦いを示すか注目だ。津商、津西、久居農林といった実績のあるところも、やはり安定している。
県南へ目を向けてみると、松阪・牟婁地区では三重と松阪、松阪商が上位候補。昨秋1位の木本も力はあるだろう。
南勢地区では宇治山田商と皇學館に伊勢工、伝統の宇治山田といったところの名前が挙がる。
伊賀地区は近大高専が筆頭格で、他には名張、上野、伊賀白鳳あたりが県大会進出を狙う。
(文=手束 仁)