甲子園で3年連続初戦突破中の山形。毎年のように甲子園出場校が変わるが、今年も熾烈な争いとなりそうだ。秋、春と優勝した酒田南が夏も制するのか。それとも、復活の兆しを見せた東海大山形か。もしくは、公立の雄・山形中央か。あるいはーー。
東海大山形、日大山形、酒田南の私学3強の戦力状況は?

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東海大山形は山形学院と南陽の勝者と初戦を戦うことになるのだが、山形学院の監督はかつて東海大山形を指導した滝 公男監督。80年から21年間、東海大山形の監督として同校を春夏8度、甲子園に導いた名将だ。今年4月に山形学院の監督となり、春の地区予選は2敗。南陽戦で初勝利を挙げ、東海大山形と対戦できるか注目だ。
また、このブロックには山形商も入った。日大山形、青森山田の2校で通算22度の甲子園出場に導いた渋谷 良弥監督は、12年から山形商を指導してきたが、この夏が最後の采配となる。
山形中央、鶴岡東も大会のキーになる存在