2011年夏から光星学院(現八戸学院光星)が3季連続で甲子園決勝を戦い、2013年夏には弘前学院聖愛が甲子園初出場した。2010年夏には12年ぶりに八戸工大一が出場しているが、その前には青森山田が青森大会を6連覇した黄金期があった。
青森は、1996年夏の弘前実以降、公立勢の甲子園出場はなく、私学優勢の時代が続いている。それでも、一昨年の青森大会決勝は弘前学院聖愛対弘前で、昨年の青森大会決勝は八戸学院光星対青森青森。弘前、青森青森といった公立の進学校が甲子園まであと一歩に迫った。
今春の東北大会は、青森山田と八戸学院光星が決勝を戦い、青森山田に軍配が上がった。県大会優勝は弘前学院聖愛だったが、東北大会は準々決勝で八戸学院光星と当たり、5対6で敗れた。ハイレベルな戦いを見せる青森。今年もこの3校に八戸工大一を加えた“私学4強”を中心に、甲子園切符を懸けた戦いが展開されそうだ。
再びの甲子園を狙う弘前学院聖愛と、東北制覇で黄金期再来を目指す青森山田



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2季連続甲子園を目指す八戸学院光星と、私学への対抗馬筆頭・青森
