稲葉 皇介選手 (山梨学院)

稲葉 皇介

球歴:山梨学院

都道府県:山梨

ポジション:三塁手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:85.0 kg

学年:卒業

寸評

 タレント揃う山梨学院大付打線の中でも、恵まれた体格を活かしたパワフルな打撃で4番に座る強打者。選抜福知山成美戦では、4打数1安打に終わっている。   (第一印象)    ボールを懐まで呼び込んで、インパクトの際の押し込みが好い選手だなと思いました。スイングの弧も大きく、強打者らしい強打者です。   (守備・走塁面)    残念ながら、一塁まで塁間は計測できず。新チーム結成以来の36試合で2盗塁ということで、足を売りにするタイプではなさそう。    三塁手としては、手前でイレギュラーしたバウンドにも反応するなど、守備範囲はともかく球際での対応は悪くありません。三塁手ですが、地肩は平均的に見えました。   (打撃内容)    ツーベース一本に終わりましたが、ボールを飛ばせる力を持っています。山梨らしい、典型的な強打者タイプ。    <構え> ☆☆    スクエアスタンスで、グリップの高さは平均的。腰を大きく引きすぎていて、ベースに覆いかぶさる感じになっているのはバランスとしてはどうか?両目で前を見据える姿勢は悪くありませんが、もう少し背中立てた方がボールを的確に見れる気は致します。その辺は、今まで指摘されてきたけれど、自分に合った形が今の構えなのかもしれませんが。    <始動> 遅すぎ     投手がリリースを迎える前ぐらいに始動するので、一定レベルの球速・キレのある投手に対しては、立ち後れないか心配です。    <下半身> ☆☆☆    始動~着地までの時間が短いので、あらかじめ狙い球を絞り、その球を逃さない「鋭さ」が求められます。軽くベースから離れた方向に踏み出すアウトステップを採用し、元来は真ん中~内角よりの球を引っ張って巻き込みたいタイプ。それでも踏み込んだ足元もあまりブレないで我慢できているので、外角でも高めや甘めの球ならば、右方向への打撃も可能なはず。    <上半身> ☆☆☆☆    あらかじめバットを「トップ」に近い位置に添えており、始動の遅さを補います。バットの振り出しはインサイド・アウトではありませんが、振り出しからインパクトまでロスがありません。大きな弧を描き、バットの先端であるヘッドが下ることなく綺麗に振り抜けています。特にインパクトの時に、しっかりエネルギーを集中できる点は高く評価できます。    <軸> ☆☆☆☆    足の上げ下げが小さいので、目線は殆ど動きません。体の開きも我慢出来ていますし、軸足も比較的安定。軸がしっかりスイングができるので、調子の並も少ないのではないのでしょうか。
更新日時:2014.04.01

将来の可能性

 バリバリの強打者タイプですが、技術的にはシッカリしていて大きな粗がありません。タレント揃いの同校の中でも、4番を任されているのは頷けます。上のレベルに通じるだけの技術がありますので、これからも強打者タイプを貫いて頑張って欲しいと期待します。
更新日時:2014.04.01

1 Comment

  1. 二村正春

    2024-03-20 at 12:10 PM

    二村君頑張って下さい💪同じ名字で同じ出身地です😁力の限り悔いの無いように応援しています😄

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