横山 陸人選手 (専大松戸)
短評
観戦レポートより抜粋(2019年5月18日) 戦国千葉で一躍注目の的となった専大松戸エース・横山 陸人が関東大会の初戦・健大高崎戦に先発。切れ味抜群のストレートと横のスライダーが初回から冴え渡り4回まで完璧な投球。 健大高崎の各打者はテイクバックは小さい。こうした仕掛けが小さいフォームは速球に対応しやすいはずだが、横山のボールに差し込まれたファールが多い。それだけ横山のボールは来ていたのだろう。 リードをもらった専大松戸の横山は中盤以降はボールに強弱をつけていく。同じストレートでも力加減を変えたり、スライダーの割合を増やして打たせてとるなど、ピッチングの引き出しの多さが見えた。これが横山の昨年からの成長の証なのだ。
更新日時:2019.05.21
短評
観戦レポートより抜粋(2018年4月10日) 先発の横山 陸人は3回まで7奪三振の快投。持丸監督は「これまでの試合は力みっぱなしで、切れのあるボールを投げられなかったけど、力みのないフォームで投げることを覚えてからよくなった」と評価するサブマリンがチームを乗せた。
更新日時:2019.05.04
短評
中央学院戦で評価を一気に上げた速球派サイド。回転数抜群のストレートを投げ込むことができる素質は素晴らしいものがあるだろう。 観戦レポートより抜粋(2019年5月1日) 大観衆の注目を一身に集めたのが専大松戸の横山 陸人の投球だった。横山は一冬超えて大きな成長を遂げていた。 2年秋の横山は最速は135キロ前後ながら回転数の高いストレートで勝負する力投派。一冬超えて、だいぶ体に厚みが出てきたことで、腕の振りも力強くなった。常時は135キロ前後までレベルアップし、2回表と6回表に最速140キロを計測。130キロ後半を何度も計測しており、回転数が高いストレートの威力は破壊力抜群。投球フォームを見ると、インステップ気味に踏み込み、右ひじをしっかりと上げた時のトップに入ったときの動作は岸 潤一郎の明徳義塾時代と似ている、岸同様、横山は肘が肩より下がらず、肘が立った状態でリリースができている。手首も立って、縦軸でリリースができるので、回転数の高いストレートを投げることができる。 球場のガンによっては140キロ中盤も計測していてもおかしくないと思う。横滑りする120キロ台のスライダーは打者の手元ですっと曲がるので、空振りが奪える。 気迫がこもった投球で、昨年と比べると攻める気持ちが出てきて、単調になりすぎず、ストレートを狙っているのを見て、スライダーで勝負したりと駆け引きもできるようになっている。ストレートのスピード、伸び、コマンド力、コーナーへの出し入れなどを見ると、横山ほど優れた右サイドはなかなかいない。千葉県ナンバーワンサイドの称号を飛び越えて、全国レベルの右サイドハンドと評価していいのではないだろうか。
更新日時:2019.05.04
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