鈴木 慶文選手 (正則学園)

鈴木 慶文

球歴:正則学園

都道府県:東京

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

身長:173.0 cm

体重:60.0 kg

学年:卒業

寸評

 強力打線・正則学園。守備に課題を抱え、攻撃型に特化したチーム。その中で、守備力で魅せるのは鈴木 慶文だ。ショートを守る鈴木は身のこなしがよく、動作に俊敏差を感じる。上のレベルで活躍出来る選手は彼だといえる。 (打撃)  スタンスはスクエアスタンス。彼だけではなく、正則学園はスタンスを広く取って、グリップを体の近くにおいてバットを寝かせて構えるスタイル。恐らく無駄を省き、ボールを手元まで引きつけてボールを叩く狙いだが、始動からインパクトに入るまでの動作に硬さが見られ、柔軟性がない。動作に硬さがある選手は打てるポイントが限られ、柔軟にボールに対応することが出来ない。彼は長打力ではなく、出塁が求められるタイプなので、打撃の幅を狭まれる今の打法は合致していないともいえる。  スイング軌道も最短距離ではなく、遠回りしたスイング軌道となってしまいボールを上手く捉える事が出来ていない。上のレベルでは打撃フォームは変わっていくことが考えられる。 (守備・走塁)  彼に惹かれるのは動きの良さ、動作の動きの良さ。守備を見ると一歩目の動き、守備範囲の広さはなかなか優れたものである。体も柔らかいのか、彼は反転した動作からでも強い送球が出来る。窮屈な打撃スタイルと違って開放的。  塁間タイムは4.30秒前後と左打者に換算すると4.00秒前後で脚力は高いものを秘めている。
更新日時:2013.04.15

将来の可能性

 守備においてはなかなかセンスの有る選手。ただ打撃においてはまだ無駄な部分が見られるので、もう少し自分の間でボールを待って、上半身の動きが硬直せず柔軟に腕が使える形を身につけるともっと打撃の幅は広がっていくだろう。個人的には正則学園のレギュラーの中で上のレベルで活躍が最も期待出来る選手の一人。走攻守のレベルを高めて、チームを牽引する活躍を魅せることを期待したい。
更新日時:2013.04.15

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