吉松 塁選手 (山梨学院)
寸評
まだボールにもバラツキがあり収まりの悪い投球ではあるものの、新チーム以後の活躍が期待される2年生サウスポー。甲子園の大舞台を経験し、来夏までにどこまで成長するのか期待される。 (ここに注目!) 左打者外角へのストレートに力があり、MAX138キロまで到達。一冬越えたら140キロ台を記録しそうな、そのボールに注目して頂きたい。 (投球内容) 左スリークォーターから繰り出す速球は、常時130キロ台~MAX138キロを記録。曲がりながら沈むスライダー、それにもっと緩いカーブ、さらに右打者にはチェンジアップなどを織り交ぜ的を絞らせません。まだ速球のコントロールが安定しないので、この辺が定まって来ると面白い。 クィックは、1.10~1.15秒で、牽制もそれなり。フィールディングの動きもよく、甲子園での経験が、今後に生きそう。 <長所> 身体の開きが抑えられており、ボールの出処が見難いタイプ。更に球持ちも良いので、ボールがなかなか出てこない。そういった、技術的なものも兼ね備えるサウスポーだということ。 <課題> 投げ終わったあと身体に絡むぐらい、腕をしっかり振りたいところ。ボールにもまだ体重を乗せきれていないので、打者の手元までグッと来る感じがありません。
更新日時:2016.09.21
将来に向けて
まだまだ成長途上の選手という感じで、これからどんどん良くなる余地が残されています。一冬超えて力強さと鋭さに磨きがかかれば、山梨のみならず関東を代表する左腕に育っても不思議ではありません。新チーム以後の成長を、見守ってゆきたいところです。
更新日時:2016.09.21
二村正春
2024-03-20 at 12:10 PM
二村君頑張って下さい💪同じ名字で同じ出身地です😁力の限り悔いの無いように応援しています😄