2017年10月01日 徳島県鳴門総合運動公園野球場(オロナミンC球場)

鳴門vs脇町

2017年秋の大会 徳島県秋季大会 準々決勝
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さすらいの四国探題 寺下友徳

脇町の最速141キロ右腕崩した鳴門の「初球攻撃」



2回裏鳴門二死一・三塁から右7前に先制適時打を放った9番・庄野 蓮汰(2年・二塁手)

 森脇 稔監督が大激怒した秋季県大会1回戦・阿南高専戦から1週間。「レギュラー陣は冬練習と同じような練習をしてきた」鳴門のV字回復は素晴らしいものがある。前日の2回戦ではタレントぞろいの徳島商を10対3で8回コールド撃破。そしてこの準々決勝、前日・小松島西との2回戦でアグリあなんスタジアムのスコアボードに「141キロ」を灯した進学校・脇町立木 遼(2年・投手・右投左打・177センチ68キロ・吉野川市立山川中出身)に対しても6イニングで13安打9得点。2年ぶりの大会ベスト4入りを7回コールドで決めた。

 流れを決めたのは2回裏二死一・三塁から9番・庄野 蓮汰(2年・二塁手・右投左打・167センチ66キロ・徳島市川内中出身)が高めに入った初球のストレートを右前にはじき返した先制打の場面。「ストライクが取れない投手ではないので、もっと慎重にいってほしかった」と脇町・馬場 潤一郎監督も悔いたように、立木が得意球であるスライダー・スプリットといった縦変化を使う前に打たれたことにより生じた心の動揺は、3回裏の打者11人7得点に影響したのは想像に難くない。エース・立木や脇町にとっては痛い課題を春に向かってもらった敗戦。ただそれは同時に、鳴門にとってさらなる自信を得る大きな1勝になったことだろう。

 とはいえ、鳴門はまだ次のステージへ進む権利を得たわけではない。「帰るぞ!」指揮官の声に顔を上げた選手たち。1週間前とは180度異なる強い意思を持った面々には「四国大会出場がかかった準決勝が本当の勝負」。そう書いてあった。

(レポート=寺下 友徳

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