古谷 拓郎選手 (習志野)

古谷 拓郎

球歴:習志野

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 /

学年:卒業

短評

試合レポートから抜粋 7回表、習志野は3番手に古谷拓郎(3年)を送る。古谷は安定感抜群のピッチングだった。ストレートはわずか3球だけだったが、142キロが2球、143キロが1球。いずれも回転数が高い抜群のストレート。古谷は投球フォームが実に良い。左足をバランスよく上げてから、内回りの旋回からトップを作り打者寄りでリリースするフォーム。球持ちが良く、打者の手元まで生きたストレートを投げることができる。この日はスライダーの割合が少なかったがストライクが取れて、さらに100キロ前後のカーブはうまくブレーキが利いており、最後の打者に対してもカーブで空振り三振に打ち取り、試合終了。習志野が7回コールド勝ちで準決勝進出を決めた。  古谷のピッチングは全国の舞台でも十分に渡り合えるピッチングだった。引き出しの豊富さは名門校で揉まれただけはある。それでいて、技に走りすぎず、ストレートの切れも素晴らしく、まだ線も細いので、しっかりと体ができれば、150キロ前後まで速くなる奥行きの良さを実感させる。そういう意味では千葉県でいえば、上沢直之専大松戸‐北海道日本ハム)や唐川 侑己成田‐千葉ロッテ)のような系統を歩むタイプになるのではないだろうか。  準決勝以降でもさらに凄みのあるピッチングを見せてくれるのか注目したい。
更新日時:2018.10.24

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