堀田 竜也選手 (常葉菊川)

堀田 竜也

球歴:常葉菊川

都道府県:静岡

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:76.0 kg

学年:卒業

寸評

 腕を真上から振り下ろして来る豪快なフォームから、その球速以上にボールの勢い・球威を感じさせる 堀田達也 。 (第一印象)  全身を使って投げ込む力投派ですが、多彩な変化球を操り、その変化球のレベルが高いのが興味深いところ。 (投球内容)  セットポジションから勢いよく足を引き上げ、球速は135~後半ぐらいまで。それでも、その球速以上にボールには勢いが感じさせる。変化球は、カーブ・スライダー・フォーク・チェンジアップなど実に多彩。どちらかというと、試合を組み立て作って行くというよりは、勢いでグイグイ押す、リリーフの方が元来は向いているのかもしれない。 <長所>  腕を強く振れるのが、この投手の最大の魅力。ボールに適度に体重が乗せられているので、その球威・勢いが打者の手元まで落ちません。  グラブは最後まで内に抱えられているので、両サイドへの投げ分けは安定。足の甲での地面への押し付けは出来ているものの、その時間が短い。したがって、右打者の外角にはボールが上吊りやすい傾向にある。 <課題>  「着地」までの粘りが足りないために、打者からはタイミングが合わせやすいはず。また体の「開き」が早くなり、球筋がいち早く読まれやすい。せっかくコースを突いた球でも、踏み込まれて打たれてしまう。  お尻が一塁側に落とせないフォームなので、カーブやフォークといった球を投げるのは負担が大きなフォーム。しかしそういったフォームの割に、この手のボールは結構投げてきます。また腕の角度を無理につけすぎているので、肩への負担も大きいはず。力投派だけに、余計に故障には注意したい。
更新日時:2013.03.25

将来の可能性

 どうしてもフォームに粘りがたいので、投球が一辺倒になりやすい。ただボールの勢いと変化球レベルは悪くないので、更に球速が伸びて来ると将来的には楽しみなタイプ。高校からプロに入るようなスケールは感じられないものの、今後もアマでその成長を見守ってみたい。そう思わせるものがある魅力的な投手だった。
更新日時:2013.03.25

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