後藤 克基選手 (滋賀学園)

後藤 克基

球歴:滋賀学園

都道府県:滋賀

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:173.0 cm

体重:76.0 kg

学年:卒業

滋賀学園を牽引した扇の要

観戦レポートより抜粋(2017年3月28日)  「一発って怖いなとあらためて感じた試合でした。」 滋賀学園のキャッチャー・後藤 克基(3年)の試合後の第1声である。後藤が語る一発とは、5回一死一塁から福岡大大濠の3番・古賀 悠斗(3年)に浴びたもの。この回からマウンドに上がっていた宮城 滝太(2年)が投じた初球を完璧に捕えられた。  「それまでの打席で良い当たりは打たれていたが、アウトにできていた。5回もそうさせようと思い、直球を外に投げさせてライトフライというイメージでサインを出しました。ちょっと甘くなったのを打たれました」と配球の意図を語った後藤。初球だっただけに「もっと用心深く入ればよかった」と悔しがった。  後藤の話しぶりはいつも明快である。試合前取材の時などには、すごく楽しそうに話してくれて、取材していて好感の持てる選手だ。この日も、悔しい気持ちを語りながらも冷静に試合を分析してくれた。  今大会、エースの神村 月光(3年)は腰痛のため投げることはできなかったが、大会前の練習試合で神村の投球をリードする後藤を見ていたNPBのスカウトがこう評した。  「神村くんのような投手をリードする姿を見ていると、後藤くんの良さがよくわかるんですよね」 リードは正解が一つとは限らない。でもすぐに反省点を振りかえられる所が後藤のセールスポイント。  今大会、棚原 孝太(3年)、光本将吾(2年)、そして宮城と3投手を引っ張った後藤。夏にはまた一回り逞しいキャッチャーに成長して甲子園に戻ってきてほしい。
更新日時:2017.05.13

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です