試合レポート

佐原vs松戸六実

2010.07.14

2010年07月13日　船橋市民球場　

佐原vs松戸六実

2010年夏の大会　第92回千葉大会 2回戦

松戸六実・吉目木

佐原が初回に一挙5点！　7回コールド勝ちで3回戦に進出！

初戦はコールドで勝ち上がった佐原と初戦を迎える松戸六実の対決。松戸六実の先攻で試合が始まった。

1回の表を無失点で切り抜けた佐原。1回の裏に松戸六実の吉目木築（2年）の立ち上がりを捉える。連続四球でノーアウト1，2塁のチャンス。ワンアウトとなったが、4番高柳　雄大（3年）がレフトのラバーフェンスに当たってスタンドに入るツーベース。佐原側から「本塁打ではないか」という抗議があったが、認められず、二塁打で試合再開。その後、ツーアウト1，2塁となって7番浪川　竜大（3年）が左中間を破るツーベースで二者生還し、8番岩下　博樹（3年）のレフト前タイムリーでこの回、一挙5点を入れた。吉目木は1回ノックアウトという散々な結果に終わった。

2回の裏、松戸六実は石井優樹（1年）が登板。石井は左投手。石井は2，3回を粘り強く抑えたものの、4回の裏、ノーアウトから四球のランナーを出し、ワンアウト二塁となって1番初山　竜都（3年）がタイムリーで6点目。ツーアウト二塁から3番姥貝　薫（3年）のレフト前タイムリーで７－０とする。

佐原は先発の瀬川　篤（2年）が好投。ストレートはそれほどでもないが、変化球をコントロール良く投げ分けていき、粘り強い投球で松戸六実打線を抑えることができていた。

6回の裏、松戸六実は三番手に青木　政賢（1年）が登板。スピードはそれほどでもないものの、しなやかな腕の振りから投げるので、体が出来れば面白い投手になるのではないだろうか。

7回の表、松戸六実は先頭打者が出塁するが、後続が倒れ、ゲームセット。佐原が3回戦に進出。

佐原は中軸を中心に結構振れている選手が多く、なかなか打撃が良い。またカバーリングもしっかりしているし、何より元気がある！　思った以上の好チームであった。佐原はＣシードの木更津総合（16日市原臨海）と対戦する。

松戸六実は今日登板した投手は1，2年生。彼らは残るので、新チームになっても投手陣の中心になるだろう。ぜひこの悔しさを糧にして秋の大会に活かして欲しい。

（文＝河嶋宗一）

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