南雲 郁弥選手 (浦和実)

南雲 郁弥

球歴:浦和実

都道府県:埼玉

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:178.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポート 9月6日より 先発は背番号20の南雲 郁弥(1年)だ。178センチ60キロと体の線は実に細いが、才能は光るものがあった。可動域の広さ、腕の振りの鋭さ、軸が安定し、完成度の高いフォーム。技術的なモノに加え、鍛えれば球速も大きく伸ばしていきそうな素材の良さがあるのだ。直球は130キロ前後は出ていそうで、スライダー、カーブのコントロールも良く、リリースも安定している。あとは体力面だけというぐらい育てがいのありそうな投手であった。その南雲は3回無失点で切り抜ける。 南雲、金井 修司と素質ある1年生投手二人に対し、辻川監督は 「南雲は宝物といっていいぐらい優れた素材ですが、まだ体の線が細いですし、金井は入学直後は全く体ができておらず、実戦で投げられる段階ではなかった。二人とも練習を重ねながら、試合でも強豪校との練習試合で登板し、修羅場を積んできました。強豪校には勝てませんでしたが、彼らの力になっていると思います。でも彼らは高校生のスタートラインをようやく切ったばかり。これからです」 この投手、本当に素材ならば埼玉県を代表する投手になれる可能性を持っています。投手として大事な柔軟性の高さ、手足の長さ、腕の振りの良さが魅力です。変化球の切れも良く、まとめる能力があります。ですが、まだそれをいかす肉体的な強さ、瞬発力というものが足りません。彼が目の色を変えて、取り組むことができるかその1点でしょう。ドラフト候補レベルの体力までひきあがれば、140キロは必然と到達できる投手だと思います。
更新日時:2013.11.11

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