2012年06月04日 福井県営野球場

富山第一vs日本文理

2012年春の大会 第126回(平成24年度春季)北信越地区高校野球大会 準決勝
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勝負の瞬間 松倉雄太

波多野陽介投手(日本文理)

二枚看板

日本文理が誇る二枚看板・波多野 陽介田村 勇磨(ともに3年)。
ベスト4進出校の中で、投手の絶対数という点では、誰の目にも日本文理に優位なのは明らかだった。
波多野は1回戦藤島を完封。田村は前日の準々決勝星稜を1点に抑えていた。失点が計算できるのが、二人の特徴。ところが3連戦目となったこの日のゲームは、二人合わせて9失点。チームにとっては、『まさか』の形となってしまった。
「二人ともコントロールが甘い。常に言ってはいるが、どうしても打者のベルト付近に集まってしまう」と大井道夫監督は厳しいコメントを発した。
イニングスコアを見てもわかるとおり、9失点は3回と7回の2イニングだけのもの。つまりビッグイニングなのだ。しかも味方打線が点を取って勝ち越した後の守り。
二人とも頭では解っているのだろうが、このアドバンテージを守りにいってしまったことが、このコントロールの甘さに繋がってしまったようだ。 

「打線がこれだけ点を取ってくれたのに申し訳ない」と肩を落とした背番号1の波多野。
大井監督は、「春はこれで終わりなので、夏へ向けてもう一度考え直したい」と今はあえて選手を突きはなした。

調子が良い時は、全国クラスの打線でも抑える力を持つ二人。この日のように連戦で体力的にも苦しい時にこそのピッチングスタイルが求められるレベルにある。
「球が走らないなど、どんな状況でも、しっかりと腕を振って投げられるようにならなければ」と背番号1は唇を噛みしめた。
この日三番手で1イニングを無失点に抑えた吉野和也(3年)ら、108人の部員は夏を目指して虎視眈眈。昨夏を経験した二人といえども、今は安泰とは言えない。

逆に昨夏を経験しているからこそ、ここからの一カ月をどう捉えるか。真価が問われていると言える。

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富山第一 【高校別データ】
日本文理 【高校別データ】
春季北信越地区高校野球大会 【大会別データ】

応援メッセージ (2)

中学のライバルが再び対戦北信越の野球ファン 2012.06.18
日本文理4番の小黒君と富山第一4番の黒田君は、第16回リトルシニア選抜全国大会で大阪ドーム開幕戦で投げ合ったライバル同士(柏崎LSと富山LS)。
その試合は延長10回サヨナラで富山LSの勝利。当時富山LSの黒田投手は150球を越える熱投で、相手監督も唸らせる執念の勝利。
(柏崎監督のブログより2010.4.1)
今回の試合もその執念がバットに乗り移ったような貴重な決勝打で大事な試合をものにした。
この2人のライバルの更に上位(甲子園)での対決を見たいです。」
富山第一富山第一の黒田君へ一高ファン 2012.06.18
私は一高野球部の大ファンです。
試合は見にいけなかったけど、翌日の新聞で一高の頑張りと
黒田君のの活躍を知りました。
夏の大会も自分達の力を発揮して必ず甲子園に行って下さい。
応援しています。

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