2011年10月31日 山梨県小瀬スポーツ公園野球場

作新学院vs花咲徳栄

2011年秋の大会 第64回秋季関東地区高等学校野球大会 1回戦

エース大谷樹弘(作新学院)

ベスト4バッテリーの苦悩

 14安打で8得点、二塁打が6本。終わってみれば作新学院の地力が勝った形だ。

しかし一方で、エース大谷 樹弘(2年)の課題は克服されぬまま。小針崇宏監督が「苦しい試合だった」と語ったのも無理はなかった。
ブルペンでは「調子は悪くなかった」という大谷。だが、花咲徳栄の1番山本竜生(1年)に1球もストライクを取ることができず歩かせてしまう。2番山崎拓也(2年)に送りバントを決められ、3番楠本泰史(1年)には進塁打で2死3塁と場面は進んだ。
打席は4番の藤原涼太郎(2年)。2ストライクと追い込んだ後の3球目。大谷が投じたスプリットがワンバウンドとなった。後逸したキャッチャーの山下 勇斗(1年)。走者の山本が労せずして生還し、花咲徳栄が無安打で1点を先制した。
最悪のスタートを切った大谷は、2回も先頭打者の6番若月健矢(1年)に四球を与える。

ここは7番佐伯慧(2年)の送りバント失敗で併殺に取りピンチを凌いだが、大谷は中々リズムに乗ることができなかった。

チームは3回に1番石井 一成(2年)の二塁打で同点に追いつく。その裏、大谷はこの試合初めて先頭打者にストライクから入ると、三者凡退に打ち取って立ち直りの兆しを見せる。しかし、次の4回はまたしても先頭打者を歩かせてしまい、満塁のピンチを招く要因となった。
「切り替えろ」
「いつも通り打たせていけ」
作新学院の野手陣から何度も檄が飛ぶ。ようやく我に帰った大谷は、2死満塁の場面をサードゴロに打ち取り、何とか無失点に抑えた。

印刷する  この記事をYahoo!ブックマークに追加  この記事をクリップ!  このエントリーをはてなブックマークに追加   

【次のページ】 作新学院vs花咲徳栄(2)


【関連記事】
第45回 第84回選抜の選考を振り返る【関東・東京・ 東海・北信越 編】【大会展望・総括コラム】
浦和学院vs作新学院【2011年秋の大会 第64回秋季関東地区高等学校野球大会】
作新学院vs高崎【2011年秋の大会 第64回秋季関東地区高等学校野球大会】
作新学院vs横浜【2011年秋の大会 第64回秋季関東地区高等学校野球大会】
第9回 純パフォーマンスで魅せた国体【高校野球コラム】
徳島商vs作新学院【2011年 第66回おいでませ!山口国体】
作新学院vs関西【2011年 第66回おいでませ!山口国体】
『第93回全国高校野球選手権大会総括』 第3回公開! 【ニュース - その他】
第41回 第93回全国高校野球選手権大会総括(3/3)【大会展望・総括コラム】
『第93回全国高校野球選手権大会総括』 第2回公開! 【ニュース - その他】
第40回 第93回全国高校野球選手権大会総括(2/3)【大会展望・総括コラム】
第39回 第93回全国高校野球選手権大会総括(1/3)【大会展望・総括コラム】
石井 一成(作新学院) 【選手名鑑】
大谷 樹弘(作新学院) 【選手名鑑】
高山 良介(作新学院) 【選手名鑑】
山下 勇斗(作新学院) 【選手名鑑】
作新学院 【高校別データ】
花咲徳栄 【高校別データ】
秋季関東地区高校野球大会 【大会別データ】

応援メッセージ (2)

作新学院頑張れ。作新学院まあちん 2011.10.30
夏の作新旋風をもう一度。久しくセンバツから栃木県勢は遠ざかっているので何とか、作新に頑張っていただきたい。
作新学院作新野球部へ作新生 2011.10.30
夏春連続出場目指してがんばってください

応援メッセージを投稿する