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- 2011年秋の大会 第117回中国地区高校野球大会
- 鳥取城北vs倉敷商

優勝旗授与 鳥取城北・佐藤晃司主将
鳥取城北が初優勝!鳥取県勢47年ぶりの栄冠
最後のライトへ舞い上がった打球をつかんだ瞬間、秋空に向けて両手を高々と突き上げた。
鳥取城北の主将でライトの佐藤 晃司(2年)は猛ダッシュでマウンド方面へ駆け寄ってチームメートと喜びを分かち合った。鳥取城北が初優勝。鳥取県勢では、1964年の米子東以来、47年ぶりの栄冠となった。「優勝旗をもらった瞬間に笑顔が出てきました」。試合後も笑みが絶えることはなかった。佐藤のプレーは、打撃では相手エースの自信を喪失させ、守備では相手の反撃の芽を摘んだ。
2回に鳥取城北が好機をつかむ。スクイズと敵失で2点を先制した後の1死満塁だった。1ストライクの後、立て続けに投げてきた倉敷商・西 隆聖(2年)の決め球でもあるシンカー気味のチェンジアップに、佐藤は食らいついた。バットも体もついていった。左前にライナー性の当たりが飛ぶ。適時打に厳しい表情を見せる西とは対照的に、佐藤の笑いは止まらない。相手投手の得意とする球を打ち砕いての加点だった。
チェンジアップを狙うつもりはなかった。「打った瞬間、“あれ?”と思いました。うまく打てました」。バットが自然に出てきた。力まずに逆方向へ打ったことが効果的な打点につながった。山木博之監督からは「あの球は捨てていこう」というアドバイスが飛んでいたものの、気持ちで運んだヒットだった。
守備では自慢の強肩で強打の倉敷商を押さえ込んだ。6回2死1、2塁からライト前へヒットとなる打球が飛んできた。佐藤は正面で打球をつかむと、本塁へ向けてワンバウンドの送球をした。理想的なバックホームで二塁から本塁に突っ込んできた走者を刺して、中国大会初先発となった西坂 凌(2年)を助けた。


































