- トップ
- 試合記事一覧(大会別)
- 2011年秋の大会 第64回秋季東海地区高校野球県大会
- 至学館vs県立岐阜商

しなやかな・小曽根投手(至学館)
もうミラクルではない至学館、確信の東海大会初勝利
前日、雨で1日予定がずれてスタートした東海大会。この大会は、来年の「ぎふ清流国体リハーサル大会」と銘打たれていることもあって、大会役員や関係者の人たちは、国体をイメージしてのシミュレーションも行われることになるのだが、その一つとして試合前に「開始式」という形で、シートノック後に式典が行われた。
そうした後に、始まった試合だったが、開始早々に動き出した。
県立岐阜商は先頭の東君が右前打で出るとバントで進め、渡辺君の中前打で一三塁とすると、4番安藤君の中犠飛で先制。至学館の先発左腕小曽根君が、立ち上がりの硬さもあってやや不安定だったところを巧みに攻めた先制点だった。
ところがその裏、至学館も直ぐに反撃する。2死後、3番今津君が右前打で出ると、内野安打で一二塁とする。続く5番水谷君が右越三塁打して2者を帰して、たちまち逆転した。藤後君も立ち上がり制球がやや甘く、内側高めに球が行ってしまったところを水谷君がしっかりと捉えた。
これで勢いづいた至学館は、3回にも1死から2番松田君が左前打で出塁し、今津君が右前打で続いて一三塁とすると、4番手崎君が中犠飛を放って三塁走者を帰して追加点を奪った。これで、至学館が完全に試合の主導権を握る形になった。
この夏、驚異的な粘りや勝負強さを見せて甲子園初出場を果たした至学館は、ミラクル旋風ともいわれて創部6年目で悲願を達成した。投手3~4人の継投が持ち味となっていたのだが、夏の大会では選手たちが自分たちで話し合って投げる順番を決めていっていたということでも話題になった。
新チームの秋季大会になっても、継投というパターンは変わらないものの、この日は、甲子園から9月の県大会以降からも、ずっと上り調子で成長し続けているという左腕小曽根君が先発。7回に、下手投げの山田君をワンポイントに挟んで、再び小曽根君が外野から戻ったマウンドに立つというパターンで、左右左右と完全にジグザグに組んでいた県立岐阜商打線を1回の1失点のみに封じ込めた。
































