2011年10月09日 秋田市八橋野球場

光星学院vs石巻工

2011年秋の大会 第64回東北地区高校野球大会 2回戦

光星学院が技術力を発揮し、石巻工業をコールド勝ち

 夏の選手権準優勝の光星学院は新チームになっても強さを発揮し、東北大会に進出した。中心選手である北條 史也田村 龍弘は残りながらもその他の選手は試合出場経験がなく、まっさらな状態。その中で勝ち上がっていくのだから、光星学院のチーム力は新チームになっても際立っている。

 1回の表から打線がつながる。1番天久は四球で出塁。2番村瀬が犠打で送り、3番田村は左前安打で出塁。4番北條の適時打とパスボールで2点を先制。2回の表にも9番金沢が左中間を破る二塁打、2番村瀬の適時打で2点を追加し、3回の表には北條 史也がインハイの球をフルスイングし、場外ホームラン。彼のホームランを初めて見たが、凄いパワーをしている。その後も小刻みに得点を重ねていき、8対0と光星学院が試合を優位に進めていく。石巻工は5回の裏にパスボールで1点を返すのみ。光星学院の先発・金沢が7回1失点に抑える好投でゲームセット。光星学院があっさりと試合を退けた。

 野球は体格で決まるものではない。と納得させられるゲームであった。今年の光星学院は180センチ台が僅か一人しかベンチ入りしていない。160センチ台の選手が7人存在し、他も170センチ前半の選手ばかりである。体格ならば今の二年生よりも1年生が上回っているという。だが野球の上手さは2年生が上だから優先して使っているようだ。

 3番田村、4番北條の力量、雰囲気は別格として、他の選手たちも相手の隙を逃さない走塁、鍛えられた守備、上位下位に切れ目がない野球と新チームになってもレベルは高い。圧倒的なポテンシャルを持った選手はいない。だが野球は体格ではなく、状況をしっかりと考え、頭を使い、パフォーマンスを発揮するには技術的に何処を意識すれば発揮できるかを教えてくれるチームだ。今後も圧倒的な力と技術を示し、勝ち上がっていくだろう。小柄だが、器用でセンスを兼ね備えた選手が揃う新生・光星学院。今年こそ東北優勝を狙っていく。

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