2011年10月04日 宇部市野球場(ユーピーアールスタジアム)

日大三vs徳島商

2011年 第66回おいでませ!山口国体 準決勝
印刷する この記事をYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加   

3年生にとって

先発した背番号14の左腕・関悠平(3年)と6回からマウンドに上がった背番号11の中野将(3年)が、お立ち台に指名されると「何でお前らかよ」と二人を冗談めかす日大三ナインの声がダッグアウトの裏からが聞こえてきた。夏の西東京大会1回戦で最終回の1回を投げて以来の登板となった中野は「試合前から先発が関で、二番手でいくぞと言われていたので、流れを呼び込もうと思って投げました」と1点リードの場面で登板し、3回を被安打1の無失点に抑え、最終回の吉永 健太朗(3年)に繋ぎ、勝利を呼び込んだ。

一方、3連投となった徳島商龍田 祐貴(3年)は、日大三の強力打線を相手に被安打6に抑え、敵である日大三の小倉全由監督をも絶賛させるほどの見事なピッチングを披露した。試合後、報道陣から最後の公式戦を終え、どうですかとの問いに「日本一の打線をどうやって抑えるかを考えて頭が疲れましたし、体も疲れました」と言いながらも最後には「やり切りました。悔いはない」ときっぱり。それはこんなところからも龍田祐の気持ちが見てとれる。4回の第2打席目で自打球を左足の脛(すね)に当て、足が腫れ上がった状態で投げ続け「(投球時に)体重が左足に乗ったときに痛かったですけど、そんなこと(表情)は、見せられませんからね」というように並々ならぬ気持ちは、敵味方関係なく十分に伝わっていたことだろう。
日大三徳島商、ともに6安打で1点を争う好ゲーム。3年生にとって10月まで続けられた高校野球で、それぞれが得たものは大きい。

(文=編集部:アストロ)

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第460回 日本航空石川(石川)「優勝旗を持ち帰り、石川の歴史を塗り替える」【野球部訪問】
第15回 タイブレーク導入の是非と智弁和歌山・高嶋仁監督への想いを語る【俳優・吉村卓也連載コラム!スターを見つけ出せ!】
東京都の2018年度スケジュール発表!春は3月17日開幕 【ニュース - 高校野球関連】
日大三6選手のセンバツの意気込みを紹介!「去年の先輩の分まで」 【ニュース - コラム】
第6回 日大三6選手のセンバツの意気込みを紹介!「去年の先輩の分まで」【センバツ2018】
第620回 第90回センバツ出場校が決まる!注目が集まった各地区の選考を振り返る! 【大会展望・総括コラム】
第14回 2017年の人気試合記事ベスト5!今年もドラマが目白押し!【レポート編】【高校野球ドットコム 人気記事ランキング】
第612回 井上広輝(日大三)「1年生ながら145キロ!自慢のシンカーで強力打線をなで斬り」 【2017年インタビュー】
日本航空石川vs日大三【2017年 第48回明治神宮野球大会】
日大三vs佼成学園【東京都 2017年秋の大会 東京都大会】
日大三vs日大豊山【東京都 2017年秋の大会 東京都大会】
日大三vs帝京【東京都 2017年秋の大会 東京都大会】
日大三vs都立昭和【東京都 2017年秋の大会 東京都大会】
第575回 櫻井周斗(日大三)「強打の二刀流が誓った2つの決意」 【2017年インタビュー】
第559回 櫻井 周斗(日大三)「苦しみを乗り越えた先に 甲子園出場が待っている」 【2017年インタビュー】
第558回 小玉 佳吾(東海大菅生)「自分が打って、抑えて、東海大菅生の名を轟かせたい」 【2017年インタビュー】
第529回 夏は二刀流として期待!金成麗生が剛速球左腕としてのベールを脱ぐ! 【2017年インタビュー】
徳島商 【高校別データ】
日大三 【高校別データ】
第66回おいでませ!山口国体 【大会別データ】

応援メッセージを投稿する

試合記事トップに戻る サイトトップに戻る