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- 2011年春の大会 第128回九州地区高校野球大会
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徳永翔斗(鹿児島実)
完全優勝
昨夏に新チームを発足させて以降、九州は完全制覇である。
エース野田 昇吾を決勝8回一死まで温存しながら、大会を通じて宮下正一監督の想像をはるかに上回るペースで成長した左腕、徳永翔斗が夏の2番手候補どころか、完全にひとり立ち状態に。
さらに、センバツ時から一段階のスケールアップを果たした打線は、4試合で29点を叩き出した。絶対的な切り込み隊長、平山 大海を怪我で欠く中、今大会は4試合で4通りのスタメンで臨み、代役・抜擢で出場機会を与えられた選手たちがしっかりと役割を果たしていく。
さらに準決勝、決勝は福岡を代表する左右の一流投手を見事に攻略し、そのうえこの2試合ともに無失策試合だ。地元の期待に応えた14度目の九州大会優勝はもちろん史上最多で、鹿児島実が持つ記録をさらに更新してしまったわけである。
主将の豊住 康太は言う。
「これまではほぼレギュラー9人だけでやっていた部分もありましたが、今大会で『どの選手が出場しても勝てる』という手応えを掴むことができました」
宮下監督は「控え選手に自信を植え付けること」とテーマを設定して今大会に臨んでいる。とくに4試合28イニングを投げ台頭した徳永を絶賛してやまない。
「悪いなりの投球を覚えてくれました。それに、無理なストライクを欲しがらず『ストライクはいつでも取れるよ』という余裕が備わったことは大きいです」
徳永の好投は、エース野田をも刺激した。
「マウンドに上がりたくてウズウズしていました」というアピールがようやく実り、決勝の8回一死から大会初登板を果たしたエース野田が苦笑いを浮かべて言う。「徳永の成長が結果的に自分を支えてくれるのは凄くありがたいのですが、同じぐらい悔しさを感じますね」
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 鹿児島実 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 5 | ||||||
| 飯塚 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
鹿児島実:徳永、野田――黒木
飯塚:猿渡、永瀬、今吉――丸本拓
二塁打:豊住2、徳永(鹿) 石田(飯)































