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- 2008年秋の大会 第61回近畿地区高校野球大会
- 福知山成美vs東洋大姫路

試合後整列をする東洋大姫路高校
福知山成美が東洋大姫路を破り、準決勝進出
福知山成美が右オーバースローの長岡、東洋大姫路がサウスポーの太田という2年生エースがともに先発完投した試合は、初回の立ち上がりが勝敗の明暗をわけました。
福知山成美のエース長岡が、一回表・東洋大姫路の上位打線から2三振を奪い抑えたのに対し、東洋大姫路のエース・太田はコントロールが定まらず、1番バッターを四球で出すと、さらにヒットと四球で1アウト満塁。ここでキャッチャー5番の福本が、センターへ犠牲フライを放ち、ヒット1本で福知山成美が、1点を先制します。
東洋大姫路も、五回表にキャッチャー8番の山下がレフト前ヒットで出塁すると、9番のエース太田が送りバントで1アウトランナー2塁のチャンス。しかし1・2番が、内野ゴロに倒れて、追いつくことができません。
そして、この同点のチャンスを逃した直後の五回裏、東洋大姫路のエース太田が、また先頭バッターを四球で出します。 2アウトを取るものの、2番細野のレフト前ヒットで、ランナー1・2塁のピンチ。
ここでエース太田は、3番キャプテン杉本にサードゴロを打たせますが、サードがトンネル。 2塁ランナーが生還して2対0と、福知山成美がリードを2点に広げます。
結局、福知山成美のエース長岡は、落差のあるタテのカーブと速球をコントロール良く緩急をつけて投げ分ける頭脳的なピッチングで、東洋大姫路打線をヒット5本・ 9奪三振・1四球・8残塁で完封。
福知山成美打線をヒット4本に抑え完投したものの、6四球・1ワイルドピッチ・2失点と制球を乱した東洋大姫路のサウスポーエース太田との投手戦は、福知山成美が東洋大姫路を2対0破り、ベスト4入り。福知山成美は選抜甲子園大会初出場に大きく前進しました。

西京極球場
一方、東洋大姫路も、今春の選抜甲子園大会で優勝した沖縄尚学に準決勝で2対4で敗れた後、右の本格派・3年生エースでキャプテンの佐藤を擁しながら、夏の高校野球西兵庫大会では、北条に0対4の初戦敗退。
その悔しさをバネにして秋の近畿大会に出場し、2年連続のベスト8入りを果たしました。
まだ発展途上のチームながら、兵庫第1代表の報徳学園が、準々決勝でPL学園に7対0の7回コールド負け。
兵庫第2代表の滝川第二が、1回戦で大阪桐蔭に12対2の7回コールド負けを喫しており、1回戦・彦根東を6対4で破り、準々決勝・福知山成美に 0対2で惜敗した東洋大姫路にも、まだ選抜甲子園2年連続出場の可能性があります。
試合後、東洋大姫路の堀口 雅司監督は、「最近、選抜甲子園大会の活躍などで、春に強い東洋大姫路といわれますが、やはり以前のように、夏の甲子園で勝てるチームに成長させたい。技術面は少しずつ成長しているので、あとは今日の試合のように、先制された不利な状況になってもひっくり返すぐらいの強い気持ちが欲しい。
夏に強い東洋大姫路復活に向け、技術面だけでなくハートの強い選手が育つよう練習をしていきます。」と力強く決意を述べ、新しい伝統作りに向けて、東洋大姫路ナインの冬場のレベルアップを期待していました。























