2018年03月11日 狭山清陵高校グラウンド

狭山清陵vs佐和

2018年 練習試合(交流試合)・春  
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いよいよ対外試合解禁、お互い冬の練習の成果を試しあう



狭山清陵・伊藤拓海投手

 埼玉県の西、所沢市よりもさらに西武新宿線で行くと狭山市がある。野球で言えば、社会人野球の強豪Hondaの合宿所があるところでもあるが、多くの人にとっては狭山市が即野球に結びついていくイメージは少ないのではないだろうか。しかし、そんな地で熱く、高校野球を指導している男がいる。前任校の南稜では、私学優勢になっている埼玉県内で、春季大会では公立校ながらまさかの優勝に導いた実績もある遠山巧監督である。

狭山清陵に異動し監督に就任して2年目、「やっと、自分の意図するチームに向って行かれる意識が、選手たちにも伝わってきた」と、手ごたえを感じ始めている。そんな狭山清陵の、2018年になって最初の対外試合である。

 迎えたのは朝6時に学校に集合してやってきたという茨城県の佐和だ。侍ジャパン日本代表の2本ストライプを意識したという縦じまと頭の大きな「S」の文字で始まるヤクルトスワローズを彷彿させる書体で「Sawako」と表記されているスマートなデザインのユニフォームだ。

 佐和に対して、狭山清陵は初回、いきなり襲い掛かる。簡単に二死となったものの、失策の走者を置いて4番松本湧斗君がレフトへ2ランを放って先制。強烈な打撃ぶりを見せたのだが、前日は卒業式だったということで試合が組まれておらず、今年になって最初の対外試合だ。しかも最初の打席である。そこで、いきなり柵越えを打てるというあたりは、冬の間にしっかりと振り込んできているということを証明したといってもいい松本君の一打でもあった。

正直、この得点を見せられて、どれだけ打つのだろうかとも思わせたのだが、2回以降は佐和の佐久間太一君もすぐに自分の投球を取り戻したのは、立派だった。佐久間君は、横手投げだが、テークバックから手の運びからフォロースルーまで、独特のフォームだ。大川修一監督は、「本人がいろいろと工夫していく中で、最終的には今のところ、この投げ方が一番合っているみたいです」と、あえて変則にしたというよりは試行錯誤の末のものだということである。

ただ、課題としては、「いつも7から8回には崩れてしまうことが多いので、今日は最初から、とにかく完投するのだということを伝えて投げさせました。ただ、今日も7回に案の定、掴まってしまいました」と、完投前提で、それが責任投球だということは伝えていたようだ。しかし、課題でもある終盤の粘りという点においては、この試合に限れば、まだ達成しきれなかったということになる。

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