2017年09月08日 ポートアーサー球場(Port Arthur Stadium)

アメリカvs韓国

第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ スーパーラウンド
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

世界一の投手力を誇るアメリカ 強力打線・韓国に完封勝利。決勝進出!



201センチの長身から150キロ超の速球を投げ込むホーキンス(アメリカ)

 アメリカvs韓国。この試合も因縁の対決だ。前回大会も両チームは対決しており、9回表まで韓国がリードしながらも、アメリカが大逆転。アメリカは以降の試合にすべて勝利し、世界一。韓国はこの試合まで全勝と圧巻の戦いを見せながらもアメリカ、日本に連敗し、世界一を逃した。ともに今大会はスーパーラウンド4勝0敗同士。勝った方が決勝進出する試合である。

  

 アメリカは、150キロ超えが3人いると前回のキューバ戦でレポートしたが、4人目の150キロ右腕がいた。それが、背番号31を付けたホーキンス(HANKINS Ethan Gordon)だ。201センチ96キロの長身がなんといっても目立つ。ステップ幅が狭く、上半身主導だが、背筋力が強そうで、投げ込む球速は143キロ~148キロを連発し、最速150キロを計測。ここまでアメリカは6人の投手を計測しているが、すべて、146キロ越え。同じU-18世代とはいえ、ここまで才能が高い投手を集結させることができるのかと、驚きを隠せない。ホーキンスは、145キロ前後の速球をしっかりとコーナーへ投げられるのが強み。コマンド能力も高く、130キロ台のカット、120キロ近い曲がりの大きいスライダーの切れも良く、完成度が高い。これでまだ2年生というのだから、末恐ろしい。このままいけば、ドラフト対象年になった時、かなり高い評価を受けることとなりそうだ。

 韓国はエースのクァク・ビンが登板。斗山ベアーズに指名されているクァク・ビンは高校生としてかなり高い完成度を誇る本格派右腕。187センチ90キロと恵まれた体格から投げ込む速球は、常時140キロ~143キロを計測。回転数・球威といい、U-18世代の中では別格。スライダー、カーブ、チェンジアップの精度も非常に高く、手元で小さく変化する。制球力も高く、低めに変化球が決まり、甘い球がほとんどない。アメリカ打線は打ちあぐね、まさに韓国のエースである。

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