2017年09月04日 Port Arthur Stadium

日本vsオランダ

第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ 1st ラウンド グループB
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

日本、機動力勝負で好投手攻略!オランダ下しスーパーラウンド進出決定!



好走塁を見せた丸山和郁(前橋育英)

 勝てばスーパーラウンド進出へかなり近づくオランダ戦。1勝2敗のオランダだが、WBCでも2大会連続ベスト4。日本との死闘を演じた国ということを忘れてはいけない。やはりU-18世代もパワー、スピードあふれる逸材が揃い、日本を苦しめた。

 まず日本の前にたちふさがったのが、先発のBREEK Donnyだ。一言伝えると、U-18世代ではかなり突き抜けた実力を持った投手である。とにかくクオリティが高い。

 187センチ95キロと恵まれた体格をした、187センチ以上と感じる体格は風格がある。187センチを生かした角度ある速球は普段と対戦する投手にはない角度だろう。何よりフォームのバランスが実に良い。左腕のグラブを斜めに伸ばし、じっくりと重心を落として、内回りのテークバックからしっかりと肘を上げていき、振り下ろすフォーム。ネット裏から見ると開きが遅く、さらに角度が付いて、しっかりと腕が振れるフォームとなっているので、かなり実戦的。ストレートはコンスタントに140キロ~143キロ(最速145キロを計測。速球はかなり威力があり、しかも内角、外角、高めへのコマンド能力も非常に高い。今大会では、好投手の部類に入るだろう。125キロ前後のスライダーの切れも良く、さらにストレートのスピードがつけば、MLBのマイナーでもプレーできるだろうし、日本の独立リーグも視野に入れられる投手ではないだろうか。18歳にしては完成度が高い投手だ。

 4回までパーフェクトに抑え込まれてしまう。となると、カギは機動力でどう崩していくかになる。しかしその糸口が見いだせないまま試合は進行していった。

 先制したのはオランダ。2回裏に二塁打を打った4番が日本の先発・徳山 壮磨大阪桐蔭)の直球を逃さず、センターフェンス直撃の二塁打。Sherten Apostelは、マイナーリーグでプレーする選手で、8月25日までMLBのマイナーでプレーしていたプロ野球選手である。徳山以上の速球を投げ込む投手と普段から対戦しているのだろう。徳山の速球に完全にアジャストをしていた。実際に、長いリーチを生かした打撃はパワフルで、スイングスピード、打球速度は高校生のレベルを超えている。三塁の守備を見ても、肩の強さが光る。を見て、日本ナインから緊張感が漂っているのが見ててとれた。

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