2017年09月02日 Port Arthur Stadium

日本vsアメリカ

第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ 1st ラウンド グループB
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

王者・アメリカ、強力投手陣で圧倒!日本は23奪三振を記録するも悔しい完封負け



15奪三振の快投を見せた川端健斗(秀岳館)

 これが世界レベルか…と痛感させられた試合であった。

 試合開始時間が三度変更した日米決戦。先発のマウンドに登ったのは川端 健斗秀岳館)。川端が良いのはどの場面、状況になっても、表情を変えることなく、自分のピッチングができる点に尽きる。
「自分の中では心の準備、気持ちの準備ができていた」
と言葉通り、右手のグラブを突き上げ、洗練された縦振りのフォームから繰り出す直球は常時140キロ~143キロを計測。何度も143キロを計測しており、状態の良さを表していた。初回、1番M.シアニに安打を打たれるが、2番C.ヤングを3ストライク目に一塁走者が走り、捕手・中村 奨成広陵)が自慢の強肩でアウトにして、三振ゲッツー。3番も三振に打ち取る上々の立ち上がりを見せた。

 アメリカの先発は、L.マーソー。上半身を鋭く振ったフォームから繰り出す直球はコンスタントに145キロ前後(最速148キロ)を計測。速球の勢いは本物で、スライダーの切れも良い。日本にはなかなかいない速球派右腕だ。

 1回裏、日本は1番藤原 恭大大阪桐蔭)が左前安打で出塁したが、一死一、二塁で4番清宮 幸太郎早稲田実業)が二塁正面の併殺に倒れ、チャンスをつぶす。

 2回表、アメリカは4番J.ケレニックがストレートを打って左中間を破る二塁打。ここで捕手・中村が二塁牽制で、走者を刺そうとしたが、これが暴投となり、三塁へ。まず三振で一死としたが、6番T.カサスが2ストライクから3球目。外角高めに浮いた142キロのストレートを捉えた当たりは左中間スタンドへ消える2ランでアメリカが2点を先制する。バッテリーによると外しに言ったストレートだったが、若干ストライクゾーンに入ってしまった。さらに7番A.マクネイアセイグラーを四球であるかしたところで、再び雨が降り出し、中断となる。

 ここまでの局面を振り返ると、日本バッテリーはストレート中心の配球。ストレートが走っているのを見て、おそらくこの攻めでいったのだろう。だが、勝負を焦りすぎた配球となっていた。1時間半近くの中断を待って試合は再開。雲の切れ目から光が差していた。

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