2017年08月26日 日本大学グラウンド

日本大学vs侍ジャパンU-18代表

第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ 練習試合
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小関順二が徹底分析 ストップウォッチレポート

日大を本気にしたU-18代表の実力と、U-18代表を本気にさせた日本大学の全力疾走

 U-18W杯(ワールドカップ)日本代表が前日に続いて大学生相手に練習試合を行った。この日の相手は東都大学リーグ2016年秋の優勝チーム、日本大学。大学生が高校生と試合をするときは1、2年主体になるのが普通だが、日大はリーグ戦同様、以下のようなスターティングメンバーを組んだ。

1番 田中 達朗(2年・右翼手)
2番 土谷 勇輔(3年・指名打者)
3番 上川畑 大悟(3年・遊撃手)
4番 松田 進吾(3年・左翼手)
5番 太田 和輝(4年・三塁手)
6番 北阪 真規(4年・二塁手)
7番 新井 仁盛(3年・一塁手)
8番 八田 夏(3年・捕手)
9番 真田 一斗(2年・中堅手)
投手 山本 龍之介(2年)

 大学日本代表に選ばれている中堅手の長澤 吉貴を除けば、一線級メンバーと言っていい。ピッチャーは春のリーグ線で投げた山本 龍之介(2年・右腕)、田村 孝之介(2年)、植谷 翔磨(2年)が序盤に登板し、それ以降は春に登板していない上原 進(3年)、川西 雄大(1年)がマウンドに立った。この日大相手に負けたとはいえ4対6の接戦を演じたのである。

[註]試合終了後、2イニングをタイブレーク方式で戦い、小谷野 楽夕(1年)、西居 直紀(3年)がマウンドに立ち、高校日本代表は川端 健斗秀岳館3年)、山下 輝木更津総合3年)が投げた。

 近くにいた日大生に「どうしてレギュラークラスの選手が出ているの」と聞くと、「(高校ジャパンが)強いからだと思います」と一言。その言葉が身に染みるような戦いを高校日本代表は展開した。

 試合は高校日本代表が先制した。1番藤原 恭大大阪桐蔭2年・右翼手)がセンター前に運び、2番伊藤 康祐中京大中京3年・中堅手)がバントで送り一死二塁とし、投手の二塁けん制悪送球で三進すると3番櫻井 周斗日大三3年・左翼手)がセンター前に運んで先制点を挙げる。そして、その裏、日大は3つの四死球と4番松田の二塁打で早くも逆転という展開。

 2回は両チームの攻撃に引き込まれた。高校日本代表は先頭の5番安田 尚憲履正社3年・三塁手)が山本の初球を捉えて右中間に三塁打を放ち、このときの三塁到達が12.10秒。私の俊足の目安は12秒未満なので俊足の範疇には入らないが、当初安田が代表メンバーに選出されていないときは拙守と鈍足がマイナスに評価されていたと聞く。鈍足ではないし、強肩を生かした守備も悪くはない。この選手を外して日本代表を組もうとした首脳陣の当初の目論見が私にはわからない。

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