2016年10月04日 岩手県営野球場

広島新庄vs聖光学院

2016年 第71回国民体育大会 希望郷いわて国体2016 準決勝
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

堀瑞輝が二度目の登板!この状況を作った2年生左腕の好投!

有村 綜留(広島新庄)

 広島新庄にとってこの日、二度目の試合。投手をどう運用するかが大事になるが、エース・堀 瑞輝の登板状況が一番注目されたが、やはり登板となった。登板するには、僅差のリードであること。迫田監督は、点差が離れているようならば、登板させるつもりはなく、また本日2試合目の登板についても本人に確認を取って投げることを決めたという。堀は「おそらく登板があるだろうなと思って心づもりはしていました」と覚悟を決めていた様子だ。

 そこからの堀の行動は素晴らしく、迫田監督に言われるまでもなく、試合序盤からキャッチボールを行っている。しっかりと準備をしていた選手なのだ。また、高校野球の特別規則で変則ダブルヘッダーになったとき、投手が登板できるイニング数は両試合を通じて合計15 イニング以内。堀は2回戦で9イニングを投げているので、残り6イニングしか投げることができない。

 それ以外の投手が3回以上投げなければ、堀を投げさせることはできないのだ。前述したように、堀が投げる場面は僅差でリードしている場面だが、その状況を作ったのが、先発の2年生左腕・有村 綜留である。有村は、120キロ後半の速球、スライダー、カーブをテンポよく投げ分けながら試合を作っていった。

 4回裏、聖光学院の6番中屋 大輔の2点適時打で2点を先制されたが、5回表、一死一、三塁から9番古本 幸希の内野ゴロで1点を返すと、2番熊田亮平の適時二塁打で2点を返し、3対2と逆転に成功した。

 有村は、7回途中まで投げて2失点。迫田監督は、「この状況を作った有村の投球が素晴らしかったです」と好投を評価。そして7回裏、一死三塁の場面で堀が登板した。堀は、この試合、二度目の登板ということもありストレート抑え目。スライダー多めの配球で勝負、二者連続三振にきってとりピンチを切り抜けた。

 堀は8回裏にも最速147キロを計測するなど、連投の影響は感じさせない投球。スライダーもキレキレで、くらいつく聖光学院打線は2.2回を投げて4奪三振。計2試合で18奪三振とまさに最後まで堀の独り舞台であった。

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