2014年10月14日 長崎県営野球場(ビッグNスタジアム)

聖光学院vs海星

2014年 第69回国民体育大会 長崎がんばらんば国体2014 1回戦
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

聖光学院が試合巧者ぶりを発揮し、長崎海星に逆転勝ち!

【好投を見せる吉田 嵩(海星)】

 国体は、3年生の引退試合。夏の大会のようなプレッシャーもない。選手たちは楽しく野球をやっている。
選手にコメントを聞くと、「楽しくやろうと思っています」。指導者に聞くと、「細かいことは気にするな。最後なんだから思い切ってのびのびとやれ」と勝ちにこだわらないコメント。

 独特の緊張感が解れた中での選手の表情は皆、笑顔である。それが国体に出場する選手たちの特権ともいえるだろう。

 そんな中、地元・海星聖光学院はその「楽しさ」はまるで無縁のようなチームだ。
海星は地元・長崎の期待を背負って、勝たなければならない立場。聖光学院は引退しても、ほぼ3年生は毎日フルメニューに参加。1、2年生と紅白戦。また近隣の学校に許可をもらい、3年生が練習試合に出場しての調整。
実戦経験は「2試合しかありませんでしたが…」と斎藤監督が振り返るが、国体のためにここまで本気になるチームもなかなかない。本気度は出場校中、ナンバーワンだろう。

 これまでの3試合と比べ、非常に緊張感のある試合だった。
まず先制したのは聖光学院。4番安田 光希(3年)がレフトへ豪快な本塁打を放ち、1点を先制する。

 しかし5回表、海星は二死一、二塁から5番峯脇 学(3年)の適時二塁打で、1点を返すと、さらに6回表、原田 卓(3年)の左中間を破る三塁打を放ち、8番村上 大雅(3年)の一塁野選で海星が1点を勝ち越す。

 そしてエース吉田 嵩が常時140キロ前後・最速143キロ、120キロ前後のスライダー、130キロ前後のカットボール、スプリット、カーブを織り交ぜ、本塁打を打たれてからは粘り強い投球で、聖光学院打線を封じる。
吉田の好投に斎藤監督は「速球の速さ、カットボールのキレといい、これはお手上げ。実に素晴らしい投手でした。勝てる雰囲気が全くなかった」と絶賛。

 このままでは終われない。
試合巧者の聖光学院は8回裏に代打攻勢を仕掛ける。

第69回国民体育大会~長崎がんばらんば国体2014~

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海星 【高校別データ】
聖光学院 【高校別データ】
第69回国民体育大会 【大会別データ】

応援メッセージ (1)

聖光学院行きたかった会津のOB 2014.10.14
残念ながら福島から応援してます。
思いきり野球を楽しんできて下さい!

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