2014年11月23日 日大実籾グラウンド

東京都高校野球選抜vs日本大学1、2年生

2014年 練習試合(交流試合)・秋 東京都高校野球選抜 壮行試合
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

初めての対外試合でしっかりと一致団結をして、大学生に挑戦した東京都選抜

先発で好投を見せる勝俣翔貴(東海大菅生)。打者としても豪快な本塁打を放った

  今年、東京都高野連は12月21日から29日までミャンマー・シンガポールで東南アジアの途上国支援として親善試合を行う。その壮行試合として23日、日本大学野球部の1、2年生と試合を行った。

 条件としては東京都選抜はこれまで通り、金属バットで試合を行った。

 先発のマウンドに登ったのは勝俣 翔貴東海大菅生)。立ち上がりは荒れ球が多く、先頭打者を四球で出塁を許すと、その後も牽制悪送球で、一死三塁のピンチを迎えると、3番宋 皞均(1年・明徳義塾)の内野ゴロの間に1点の先制を許す。

 しかし自分のバットで取り返した。2回裏、無死一塁で日大の先発・大高 光(2年・日大鶴ヶ丘)の甘く入ったチェンジアップを逃さず、ライトスタンド後方にある校舎近くまで飛ぶ大ホームランで逆転に成功する。物凄い速度で飛んで行った当たりに「秋の公式戦では一番の手応えでした」と本人も満足そうだった。その後も、一死満塁から1番伊藤 雅人関東一)の内野ゴロの間に1点を追加し、3対1とリードする。

  勝俣は130キロ後半の速球、キレのあるスライダーをとにかく押す投球で、3回1失点の好投で、マウンドを降りた。また勝俣は特別ルールで、指名打者として出場を続ける。

 明治神宮大会の本塁打に続き、ここにきて狙い球を逃さない鋭さを身に付けている。本人も「打撃の方が好き」と語るように、変化球を捉える巧さがあるので、打者としての素材といえるだろう。

 4回表から登板した大浜 永遠日大豊山)が、125キロ前後の速球、100キロ台のカーブを織り交ぜ、無失点。勝俣と違い、遅い球を駆使する投手で、日大打線が打ち損じ、この日登板した東京都選抜の投手では唯一の無失点だった。

 6回表からマウンドに登ったのは、國學院久我山植田 雄大だ。右スリークォーターから投げ込む直球は常時135キロ~138キロを計測。ストレートの質は良く、最初の打者を見逃し三振に奪ったストレートは見事だった。上半身の使い方を見ると右ひじが綺麗に回旋を行って、しっかりと肘が上がって打者寄りでリリースすることができている。ただ左肩の開きが若干早く、ボールに対してあまり角度を感じないないのか、打者からすれば苦にする球質ではなかったようだ。

 6回表に一死一、三塁から5番・松山 大志(1年・習志野)二塁内野安打で1点を失い、7回表にも二死二塁から1番東海林 寛大(1年・札幌日大)に中前安打を浴びて、1点を失いそうになったが、センターの大久保 建汰駒場学園)の好返球で同点を阻止。140キロ近い速球を投げ込む能力を持った投手だが、勝てる投手になるためには、いろいろ身に付けなければならない課題を感じた2イニングだったかもしれない。

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