馬場 健吉選手 (鳥栖工)

馬場 健吉

球歴:鳥栖工

都道府県:佐賀

ポジション:一塁手, 外野手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

1年生の頃から、中軸を任されていた選手です。右に左にセンターへと、どの方向にも強い打球が飛ばせす強打者。昨夏は、5番・左翼手として活躍致しました。 (打撃内容)  体に力があり、ボールをしっかり押しこんで捉えられるセンスは、1年生当時から光っていました。前足を軽く引いて構えていますが、1年時はもう少しグリップを高く添えていました。始動も少し早くなり、幾分アベレージ打者の傾向が強くなった気が致します。足を高く長く引き上げているスタイルで、「間」が取れるので打てるポイントは多いです。その足をしっかり前に踏み込み、インパクトの際にもブレません。そのため打ち損じの少ない、バランスの取れたスイングができています。  グリップもあらかじめトップに近い位置にあり、速いボールに立ち遅れることはありません。ただバットの振り出しが体から離れており、スイングが遠回りです。この欠点は、1年生当時からほとんど変わっておりません。ただその分、スイングの弧は大きく取れ、フォロースルーを活かすことでボールを遠くに運びます。  ただ正直、あまり伸びていないかなと言う印象は受けます。技術的にもマイナーチェンジはされておりますが、スイング軌道の修正などは相変わらず。スイングや打席での雰囲気も、それほど変わっている印象はありませんでした。 (守備・走塁面)  正確なラップは計測できておりませんが、足を売りにするプレースタイルではなさそうです。左翼手としては、伸びて行く打球を後ろ向きで捕球するなど、けして打球への勘や球際でのキャッチングなどは悪くないように思えます。ただスローイングには、際立つ強さは感じませんでした。そのため、守備・走力を売りにするスタイルではないのでしょう。
更新日時:2011.06.04

将来の可能性

 スーパー1年生として登場してきたインパクトに比べると、場慣れした印象はありますが、それほど伸びていないのが残念でした。更に一冬越えて、どのぐらいのプレーヤーになっているのか、最終学年での活躍が期待されます。打撃の資質は高いだけに最後の夏は、佐賀を代表する強打者として大いに暴れてくれことが期待されます。
更新日時:2011.06.04

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