全国の名門校から誘いがあった中学球界屈指の捕手は茨城の強豪校へ
22年度の中学硬式球界を代表する捕手として注目された野上 士耀捕手(名港ボーイズ)。170センチ、76キロと筋肉質の体型から中学通算15本塁打以上、そして二塁送球は1.85秒をマークする。
そのパフォーマンスをじっくりと見ると、中学生とは思えない。
打撃ではスクエアスタンスで、グリップは肩の位置に置いて背筋を伸ばしてバランスよく構える。すり足気味にトップに向かい、左肘を折りたたむようにして振っていくため、無駄がない。ヘッドが走ったスイングとなっており、速球投手にも対応するのも早そうだ。技術的にもしっかりしているのが分かる。
捕手としてはスローイングが注目されるが、キャッチング能力も高く、初めて受ける好投手・
原 玄瑞投手(宇都宮中央ボーイズ)の速球だけではなく、低めに落ちるスライダーも難なくキャッチングしていた。
自慢のスローイングは最速1.85秒。取材日でも抜群のスローイング技術を披露。ステップが軽快で、肩の強さだけではなく、技術も高い。1.87秒、1.92秒と正確かつ速いスローイングを見せた。
性格面も明るく、人見知りをしない。うまく溶け込んでいければ、持ち味を発揮する選手だろう。
全国を代表する名門校から誘いがあった中、
明秀日立(茨城)を選んだ野上。果たして高校野球でもトップレベルの捕手へ成長できるか注目だ。
更新日時:2023.03.26
匿名
2024-03-02 at 4:17 PM
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