平 将太選手 (鹿児島城西)

平 将太

球歴:鹿児島城西

都道府県:鹿児島

ポジション:投手

投打:右 /

学年:卒業

寸評

 薩摩隼人らしい馬力あふれる投球が魅力で、グイグイと力で押してくる。夏の鹿児島大会では、緒戦となった沖永良部戦で敗れてしまった。しかし2,016年度の、鹿児島を代表する速球派だといえるであろう。 (ここに注目!)  全身を使って投げ込む、高めに浮き上がる速球は魅力。底から沸き上がるような魂のこもったボールに注目して頂きたい。 (投球内容)  その球速は、常時135~140キロぐらいだろうか? スライダーと小さく沈むフォークだかチェンジアップ気味の球も多く織り交ぜて来る。どうしても力投派なので、消耗が激しく、試合後半になると勢いが鈍ってしまう。そこを突かれての、悔しい敗戦となった。 <長所>  最後までしっかりグラブを内に抱えられ両サイドの投げ分けは安定。足の甲でも地面を押し付けることもでき低めに押し込める。球持ちも良くボールを前で放せるなど、力投派ながらコントロールは安定している。  腕を強く振れるので、速球と変化球の見極めは困難。ボールにしっかり体重を乗せてからリリースできており、打者の手元まで生きた球が投げられる。 <課題>  先発で投げるのならば、もう少し力の入れ加減、抜き加減など投球のメリハリをつけるべきではないのだろうか。そうしないと打者に馴れられて、肝心なところで力を発揮し難い。元来ならば短いイニングでおせるリリーフの方が、能力を発揮できるタイプなのかもしれない。
更新日時:2016.07.16

将来に向けて

 大学などでも野球を続けて行ける素材であり、更なるパワーアップも期待したい。力投派の割にはコントロールも悪くないし、適度なまとまりも持っている。素直に肉付けして行けば、フォームもいじるところは少なく未来像を描きやすい。ぜひレベルの高いところで、志を高く持って野球を続けて頂きたい。そうすれば大学で活躍し、社会人やプロといったその先の道も広がって行ける可能性を秘めている。
更新日時:2016.07.16

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