安達 陸選手 (関大北陽)

安達 陸

球歴:関大北陽

都道府県:大阪

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:183.0 cm

体重:76.0 kg

学年:卒業

寸評

 2年生ながらチームの主戦として活躍し、夏の大阪大会準決勝PL学園戦でも先発しました。 (第一印象)  大型ですが、力でねじ伏せる投手ではありません。スリークオーターから繰り出す、シュートとスライダーの横の変化で打ち取るピッチングスタイル。 (投球内容)  均整の取れた体格から投げ込まれるストレートは、常時130キロ前後ぐらいか。そのストレートに、シュート・スライダー・カーブなどをおりまぜながら、コースに散らしながらゴロを打たせるのが持ち味。少し開きの早いせいか合わされやすいのと、まだ打たせて取る投手の割には、充分低めに集めきれないのが課題。クィックは1.2秒台とやや遅いが、マウンド捌きは落ち着いて投げられている。 <長所>  グラブは最後まで体の近くにあり、両サイドの投げ分けは安定。足の甲でも深く地面を捉えているように見えるが、膝小僧が着くほど重心が沈んでしまっているので、その効果が薄い可能性が。「球持ち」も悪くなく、将来的にはかなり高い精度のコントロールが期待できそう。 <課題>    心が後ろに残ってしまい、ボールに体重が乗せられず、打者の手元までに勢いのあるボールが投げられません。  テイクバックするときに、前の肩と後ろの肩を結ぶラインが常に打者に向かって真っ直ぐ伸びているために、打者からはボールが見やすく球筋が読まれやすいのが欠点。
更新日時:2014.09.11

将来の可能性

 独特の癖球で、新チーム結成直後のチームだと、打ちあぐねる危険性を感じます。しかし実戦派に見せながらまだまだ未熟な部分も目立ち、その辺を改善して行かないと一冬超えて成長してきたチームの選手を抑えることは厳しいでしょう。課題は少なくありませんが、一つ一つ改善して、大阪一嫌らしい投球を追求して欲しいところです。
更新日時:2014.09.11

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