西田 大起選手 (富山国際大付)

西田 大起

球歴:富山国際大付

都道府県:富山

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:187.0 cm

体重:86.0 kg

学年:卒業

寸評

 MAX142キロのストレートで、今春大いに注目された西田大起。一躍スカウト達からも注目される存在になり、その将来が嘱望されている。   (第一印象)    まだまだ恵まれた体格を生かし切れず、上半身だけで投げている素材型という印象は否めません。   (投球内容)    私が観戦した春季北信越大会・星稜高校戦では、常時135キロ~後半ぐらい。そのボールも綺麗なまっすぐというよりは、少しカットボールのように切れ込む独特の癖球だった。他には、カーブ・スライダー・チェンジアップのような縦の変化球もあったように思う。それほど細かいコントロールはなさそうなものの、ボールは適度に両サイドに散っており、ストライクゾーンには集まって来る。牽制は並も、クィックは1.05秒強ぐらいと、意外に器用な一面もありそうだ。   <長所>     身体に力があるので、もう少し効率的にボールに力を伝えられるようになれば、見違えるように良くなるのではないのだろうか。    グラブは最後まで内に抱えられており、足の甲でもそれなりに地面を捉えています。そういった意味では、下半身が使えない割にコントロールは大きくは乱れません。   <課題>  「着地」までの粘りに欠け、体重移動が不充分で打者としては合わせやすいフォーム。それでも、体の「開き」は抑えられているのが救いか。 身体にキレがなく、投球全体がもっさりと感じられます。もう少しキレや鋭さというものを意識して、今後取り組んでみてはいかがでしょうか。
更新日時:2014.06.26

将来の可能性

高校からプロという完成度はまだありませんが、いずれはそれを意識できる素材ではないのでしょうか。段階を踏んで確実にステップアップしてゆけば、将来は150キロ級のボールも期待できるかもしれません。しっかり投手の指導のできる環境に、進まれることを期待します。少し長い目で、見てみたい一人です。
更新日時:2014.06.26

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