七島 拓哉選手 (鹿屋中央)

七島 拓哉

球歴:鹿屋中央

都道府県:鹿児島

ポジション:投手

投打:左 / 左

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年7月7日)  第1シード鹿屋中央は強豪・鹿児島工との初戦に完封勝ち。様々な課題もみえたが、夏の初陣としては「上出来」(山本信也監督)の内容だった。  先発にはエース七島 拓哉(3年)を送った。5月のNHK旗では、夏をにらんで大会序盤は七島をあえて登板させず、米澤 佑弥(3年)や空地 大成(3年)の2人に任せていた。今回は「夏の初戦」を重視し、山本監督は大黒柱のエースに白羽の矢を立てた。継投は「頭になかった」と指揮官は言う。  満を持して先発した七島は、9回まで毎回走者を背負ったが、身上の「打たせて取る」投球で完封し、期待に応えた。
完封もさることながら「無四球だったことが自信になった」と七島は言う。春の九州大会準々決勝島原農(長崎)戦で6四死球出した反省から、制球力をつけることを課題に練習してきた。身体の軸を保ち、バランス感覚を養うために、ユニークな練習方法を自ら編み出した。片脚立ちして、地面に五角形で置いたボールを順番にタッチするのを繰り返す。「最初はグラグラして全然立てなかったけど、今ではだいぶできるようになりました」と胸を張る。  これまでは捕手を見ず、全力投球するだけだったが、細かい制球をつけるために、捕手の川内 大地(3年)をしっかり見て投げるようになった。右目で見て狙いを定めて、左目で確認するような感覚で投げたら、頭のブレが少なくなり、制球が安定した。直球で力押しすることなく、変化球で厳しくコーナーを突いて打たせて取る投球を貫き、鹿児島工打線を散発7安打で完封した。
更新日時:2014.07.08

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