片岡 昂太郎選手 (高知東)

片岡 昂太郎

球歴:高知東

都道府県:高知

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:60.0 kg

学年:卒業

寸評

 手足の長い投手体型で、これからどんどん良くなることが期待される本格派。昨秋は、高知大会の準決勝で破れ、三位決定戦(2013年10月07日)でも敗れてしまい四国大会出場を逃しました。   (第一印象)    線の細さは気になるものの、体幹がビシッとしてきたら見違えるように良くなるのではないかと思わせる高い将来性が魅力。   (投球内容)    秋の球速は、常時125キロ前後と驚くようなものはありません。変化球も、カーブ・スライダー、それになりやらチェンジアップのような沈むむ球もあるのではないのでしょうか。特に3位決定戦の高知追手前戦では、立ち上がり制球が乱れました。しかし元来は、それほどコントロールの悪い投手ではないように思います。この試合では、高めに浮いたストレートを、ことごとく痛打されてしまいました。   <長所>      グラブは最後まで内に抱えられ、足の甲でも地面を深く捉えられていいます。体が一塁側に流れるのが気になりますが、リリースが安定してくれば制球も安定して来るのではないのでしょうか。    腕も身体に巻き付くように鋭く振れているので、速球とスライダーの見極めなどは難しいように見えます。   <課題>    「着地」までの粘りがもう一つで、体の「開き」が早くなり球筋が見やすいのが気になります。こうなると、どうしても打者からは合わせやすくなってしまいます。    下半身の使い方が未熟で、投げ終わったあと一塁側に流れてしまいます。せっかく作り出したエネルギーも逃げてしまいますし、ボールにも充分体重が乗せられません。
更新日時:2014.03.05

将来の可能性

 もう少し体幹を中心とした筋力・下半身の安定に取り組み、体作りを進めて欲しいと思います。本人の意識次第では、夏までに10キロ程度球威・球速を増すことも可能でしょう。そうすれば自ずと、更に先の世界も広がって来るでしょうし、本格的な指導や環境も整えば、更に才能が花開くかもしれません。可能性を感じさせる選手だけに、このままで終わってほしくない選手。一冬越えた成長を期待しますし、春はぜひ四国大会まで駒を進めて欲しいと思います。
更新日時:2014.03.05

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