足立 悠哉選手 (八戸学院光星)

足立 悠哉

球歴:八戸学院光星

都道府県:青森

ポジション:二塁手, 遊擊手

投打:右 / 左

身長:166.0 cm

体重:63.0 kg

学年:卒業

寸評

 選抜緒戦の横浜高校戦(2014年03月27日)では、右に左センターへと打球を飛ばし3安打を放って魅せた2年生。その対応力には、きらりと光るものを感じさせてくれた。   (第一印象)    チームの二番打者を務めていましたが、ボールを捉えるセンスはチームのの中でも一番ではないのでしょうか。    (守備・走塁面)    足場が悪く滑りながらのタイムでしたが、一塁までの到達タイムは4.35秒ぐらい。これが足元が良ければ、基準である4.2秒ぐらいでは走れたのではないのでしょうか。ただし新チーム結成以来の30試合で盗塁は5個と、ガンガン足でアピールするタイプではありません。    本職が遊撃じゃないのではないかという感じで、少しおっかなビックリプレーしていたように感じました。そのためボールへの入り、判断力に鋭さが感じない物足りさはありましたし、地肩も少し物足りなく感じます。将来的には、ショートよりもセカンドタイプなのかもしれません。   (打撃内容)    典型的な対応力重視のアベレージヒッターで、どの方向にも打ち分ける幅の広さが特徴です。   <構え> ☆☆☆☆    前足を引いて、グリップを高めに添えます。背筋を伸ばし、アゴをグッと引いて前を見据え全体のバランスに優れた選手です。打席での集中力も感じますし、好い構えではないのでしょうか。   <始動> 早め    投手の重心が下るときに動き出す、早めの始動を採用。これは、典型的なアベレージヒッターのタイミング。   <下半身> ☆☆☆☆    始動~着地までの「間」が取れており、線で幅広くボールを捉えることができるタイプ。そのため、速球でも変化球でも合わせやすいはず。ベース側にインステップして来るように、外角を強く意識したスタイル。踏み込んだ足元はブレないので、外の厳しい球や低めの球にも喰らいつけます。ただし左のアベレージヒッターは、インステップすると右打者の内角に食い込んで来る球筋に苦労するjので、率が残り難い傾向にあるので気をつけたいところ。   <上半身> ☆☆☆☆    打撃の準備である「トップ」を作るのは自然体で、柔らかさがあるのが好いところ。バットの振り出しにも無理がなく、バットの先端であるヘッドが立って綺麗に振り抜けています。ただしインサイド・アウトの軌道ではないので、インステップも相まって内角の捌きは窮屈になるのではないかと危惧します。   <軸> ☆☆☆    足の上げ下ろしはあるので、目線の動きは平均的。それでも体の開きの我慢もそれなりで、軸足にも粘りは感じます。
更新日時:2014.06.22

将来の可能性

ボールを捉える技術・感性には好い物があると思います。まだ2年生ですし、来年に向けて楽しみな好打者。あとはこの手のタイプなので、守備・走塁を更に高めていって、総合力で勝負できる選手に育って欲しいですね。
更新日時:2014.06.22

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