小野 浩之介選手 (大島)

小野 浩之介

球歴:大島

都道府県:鹿児島

ポジション:中堅手, 一塁手

投打:右 / 右

身長:181.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

寸評

 チームの4番打者として、パワフルな打撃で選抜でも活躍。チーム1の長打力を誇り、背番号3をつけながらもセンターを守っていました。   (第一印象)      腰を深く沈めた構えから、パワフルな打撃が印象的。    (守備・走塁面)    中堅手としては、打球への反応、落下点までの入り方などを見ていると平均的な外野手かと思います。しかし地肩が、あまり強くないのが残念。      残念ながら、一塁までのタイムは計測できず。新チーム結成以来の20試合で4盗塁と、それほど足でアピールするタイプとはいえないでしょう。   (打撃内容)  右にも左にも強い打球を飛ばせるのが、この選手の持ち味。チームで唯一、オーバーフェンスを期待できる強打者。    <構え> ☆☆☆    スクエアスタンスで両足を揃え、グリップを高く添えた強打者スタイル。腰を深く屈めますが、少しへっぴり腰になっているのが気になります。それでも両目で前をしっかり見据えられており、これならば錯覚を起こすことなくボールを追うことができます。   <始動> 遅め   投手の重心が下がりきって、前に移動する段階で動き出す遅めの始動。これは、典型的な長距離打者が採用するタイミングで、天性の長距離打者の可能性を秘めています。 <下半身> ☆☆☆    始動~着地までの「間」は短く、スピードの変化にはあまり強くありません。むしろ狙い球を絞って、その球を逃さず叩くことを得意とします。ボールをできるだけ手元まで引きつけ、最大限のインパクトをボールにぶつけます。軽くアウトステップするように、内角を意識したスタイル。それでも踏み込んだ足元がなんとかブレないで我慢できているので、外角でも高めや甘いゾーンの球ならば充分対応できるのでは。   <上半身> ☆☆     なかなか打撃の準備である「トップ」を作れず、中途半端なまま振り出してしまいます。また振り出しの際にもバットの先端であるヘッドが下り気味で、少し遠回りに軌道するのも気になります。   <軸> ☆☆☆    足の上げ下げが小さいので、上下に目線がブレません。体の開きもなんとか我慢でき、軸足も大きくは崩れません。  
更新日時:2014.06.17

将来の可能性

 選抜でも複数安打を放ち、全国レベルでも通用することを証明。更に打撃に磨きをかけ、大学などでも活躍できる下地を作って欲しいところ。とくにトップを作るのが遅れがちなのと、スイング軌道の修正が今後の課題。その辺が改善されれば、打撃の感性は悪くないだけに楽しみな選手だと思います。夏にどんな成長を遂げて戻って来るのか、今から楽しみです。
更新日時:2014.06.17

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