杉山 賢佑選手 (東海大翔洋)

杉山 賢佑

球歴:東海大翔洋

都道府県:静岡

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:190.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

短評

 190センチ台の上背がありながら、ダイナミックに体を使えるフォームが魅力の大器。すでにMAX137キロを記録し、2年後にはドラフト候補への期待も高まります。 (第一印象)  足を振り子のように勢いをよく引き上げて、振り下ろした腕は力強く身体に巻きつき、地面をポーンと蹴りあげるフォームには、高い可能性を感じます。 (投球内容)  夏の常葉菊川戦で、9回にリリーフで登場してきました。常時135キロ級のストレートとスライダー、カットボールあたりがあるのでしょうか。ボールの勢いは中々好い物があるのですが、まだリリースが安定せず細かいコントロールはありません。また指にかかり過ぎて、地面にワンバウンドしてしまうことも少なくありません。それでもボールが上吊ることなく、低めに集まっていたのは好感。特にセットポジションになると、コントロールが乱れます。 <長所>  腕を強く振れるのが最大の魅力で、速球と変化球の見極めは難しそう。ボールにも適度に体重が乗せられていますし、下半身でも上手くフォームをリード出来ています。1年生でありながら、下半身がこれだけ上手く使える選手は貴重です。  グラブは最後まで内に抱えられており、足の甲でも地面をしっかり押し付けられています。あとは「球持ち」を良くして、ボールを押し込めるようになると制球も改善してきそう。もう少し力の入れ加減抜き加減のメリハリを覚えれば、変わって来るでしょう。 <課題>  まだ線が細く、肉付きが悪いですね。それなのにこれだけ身体を振って投げていると、故障するのではないかと心配になります。無事3年間を過ごして、段階を追って成長して欲しいものです。
更新日時:2013.11.06

将来の可能性

 本当に投球はまだ、ただ投げているだけといった投球。しかし土台となるフォームも素晴らしいので、方向性を間違わなければ最終学年ではドラフト候補にあがってくるはず。高校からプロに行くんだという気構えを持って、志し高く取り組んで欲しいと思います。東海地区に、また楽しみな1年生が現れました。
更新日時:2013.11.06

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