大井 友登選手 (東邦)

大井 友登

球歴:東邦

都道府県:愛知

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:71.0 kg

学年:卒業

寸評

 甲子園では一年生右腕・藤嶋健人 が注目された東邦において、エースナンバーを背負う大井 友登もなかなかの投手だった。  (第一印象)  開きの早いスリークオーターなのかと思ったのですが、結構腕は上から振られており、開きも抑えられた実戦的なフォームなのに驚かされました。 (投球内容)  コンスタントに140キロ前後(MAX143キロ)の勢いのあるストレートには威力があり、ブレーキの効いたスライダーと、130キロ台の高速で曲がるカットボールを上手く織り交ぜる実戦派。夏の愛知予選でも、27イニングで8四死球とコントロールも安定しており、イニングを越える奪三振を誇ります。 <長所>  グラブも最後まで体の近くで抱えられ、両サイドの制球も安定。足の甲でも地面を捉えており、ボールも上吊らないはず。しかし実際は、ストレートはやや高めに抜けるのが気になります。「球持ち」もよく、将来的には低めにもボールを押し込めるようになると、精度の高いコントロールも期待できそう。  スライダー系の投手の割に、開きも抑えられ、着地までの粘りを作れるなど、けして合わせやすくなっていないところは評価できます。  腕も強く振れているので、速球と変化球の見極めも困難。ボールにも体重が乗せられており、打者の手元まで威力のあるボールを投げ込めます。 <課題>  どうしてもスライダー・カットボールと単調になりやすい球種ばかりなので、チェンジアップなりシンカーを覚えるなどして投球の幅を広げたいところ。
更新日時:2014.09.24

将来の可能性

 すでに投手としてはかなりのレベルまで来ているので、大学などでも早くから活躍が期待できそうな素材。更に資質を伸ばしてゆけば、将来プロをも意識できる才能を持っているのではないのでしょうか。期待して、今後も見守って行きたい一人です。
更新日時:2014.09.24

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