中川 一斗選手 (玉野光南)

中川 一斗

球歴:玉野光南

都道府県:岡山

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:171.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

寸評

 小柄ですが、左腕から躍動感溢れるフォームが印象的。甲子園でも聖愛戦に登板して、2回を2安打1失点という内容でした。 (第一印象)  フォームとしては、ほぼ理想的な形で投げられています。技術的に高く、今後肉体の成長を遂げて来ると非常に楽しみ。 (投球内容)  球速は135キロ前後ですが、ボールに切れを感じます。変化球は、カーブ・スライダーとのコンビネーション。ボールを打者の外角中心に集められる制球力があり、クィックも1.0秒前後で投げ込める高速クィックの持ち主。あとは、左腕投手らしく内角を厳しく攻められたり、牽制の腕を磨きたいところ。 (投球フォーム) <長所>  お尻を三塁側に落とせるフォームなので、将来的には縦の変化球なども期待できます。「着地」までの時間も稼げ、いろいろな球種を覚えて投球の幅を広げて行けるでしょう。  グラブをしっかり最後まで抱えられ、両サイドへの制球も安定。足の甲でも深く地面を捉えられており、ボールも上吊りません。「球持ち」も前で放せているのですが、腕が少し体から離れてブンと振られるので、その辺が細かいコントロールを阻害している感じは致します。  「着地」の粘りも悪くなく、体の「開き」も抑えられています。打者としては、けして合わせやすいフォームではありません。コースにしっかりコントロールできていれば、そう痛手は食わないのではないのでしょうか。 <課題>  腕の振りもよく体に絡んで来るのですが、あとはもう少しボールに上手く体重が乗せられるようになると、打者の手元まで強い球が投げられるでしょう。現状は切れ型の球質で、甘く入ると長打を浴びてしまいます。
更新日時:2013.10.04

将来の可能性

 非常に、好いものを持っていると思います。志しを高く持って野球を続けてゆけば、大学での活躍だけでなく、その続きも意識できる素材です。野球に専念できる環境に進み真剣に野球に向き合えれば、道はきっと開かれると信じて疑いません。
更新日時:2013.10.04

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