立和田 大典選手 (鹿屋中央)

立和田 大典

球歴:鹿屋中央

都道府県:鹿児島

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:165.0 cm

体重:65.0 kg

学年:卒業

寸評

 小柄ながら、マウンド捌きが洗練され、実戦力に優れた鹿屋中央のエースピッチャー。特に低めを突く、確かなコントロールが魅力です。   (第一印象)    この体格でも強豪校のエースナンバーを背負うように、実に完成された投手との印象。技術的にも、非常に優れたものを持っています。   (投球内容)    球速は恐らく常時130キロ前後~中盤ぐらいまでかと思います。しかしボールにキレがあり、特にコースや低めに集められる確かなコントロールの持ち主。上背のない投手は高めに浮きやすいのですが、そういった傾向は見られません。変化球は、ブレーキの効いたカーブやスライダーを織り交ぜ、上手くコンビネーションで打ちとって行きます。フィールディングの動きの良さからも、野球センスの高さを感じます。   <長所>    グラブを最後まで内に抱えられ、両サイド投げ分けも安定。足の甲も深く地面を捉えて、球持ちも良く低めにボール集めます。    腕も鋭く振れて体に絡んできますので、速球と変化球の見極めは困難。ボールにも上手く体重が乗せられており、打者の手元まで勢いが落ちません。   <課題>    アウトステップに踏み込むので、体の「開き」が早くなりがち。そのためコースを突いた球でも、苦になく打ち返されてしまいます。
更新日時:2013.07.19

将来の可能性

 投手としては、かなり完成度の高い投手です。それでも打たれてしまうのは、ボールの見やすいフォームと、まだまだ球威・球速で物足りない面があるからでしょう。大学でも野球を続けて行けるだけのものは持っていると思いますので、速い球を投げるというよりも速く魅せる、打ち難さを追求する、そちらの方向で技術を高める方が効果的かもしれません。今年の鹿児島大会、何処まで勝ち進んで行くのか今後も気になります。
更新日時:2013.07.19

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