池田 大将選手 (柏日体)

池田 大将

球歴:柏日体

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

 背番号「10」をつけるが、なかなかの速球を投げ込む右の本格派。将来的には140キロ台の到達も十分に期待出来る投手ではないだろうか。 (投球内容)  千葉英和戦で先発した池田。右オーバーから投げこむストレートは常時130キロ~135キロ前後を計測しており、指にかかった時のストレートは目を見張るものがあり、さらに上積みが期待出来るだろう。  変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップの3球種。配球内容は外中心に投げ込む。 高校生としては標準レベルの速球、コントロールに達しているが、基本的にまとまっている投手だが、大きな特徴がない。強豪校相手に抑えられる投球術がないので、打力あるチームに対すると失点されやすい。力で押す部分を大事にしながら、交わす投球が出来るようになると高いレベルでの活躍が期待出来るだろう。  クイックは1.1秒~1.2秒前後のクイックを披露。フィールディングの動きも卒無くこなしている。 (投球フォーム)  ランナーがいないところからセットポジションから始動し、右足は胸の近くまで引き上げていき、左足はしっかりと立つ。左足をホーム方向へ向かって伸ばしていき、ゆったりと着地する。左腕のグラブを捕手側方向へ向かって伸ばしていく。左胸にしっかりと抱え込む事が出来ている。テークバックは内回りの旋回をしていきながら、しっかりと肘を上げていき、リリースに入る。リリースポイントは良い位置で離す事ができており、回転の良い速球を投げることができているだろう。フィニッシュではしっかりと腕を振りぬいて、前足にしっかりと乗った状態で腕を振り切る事が出来ている。  投球フォームの土台自体は良いので、体の成長に伴ってさらに球速は伸びていく投手だろう。
更新日時:2013.05.06

将来の可能性

 投手としての素材は近年の柏日体投手陣では一番。土台的なものも安定しているので、彼の素質が開花するのは大学進学以降になっていくだろう。まずは夏まで主戦投手として投球の完成度を高め、県上位を狙える投手にステップアップすることを期待したい。
更新日時:2013.05.06

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