新田 宙樹選手 (皇學館)

新田 宙樹

球歴:皇學館

都道府県:三重

投打:無し / 左

身長:176.0 cm

体重:83.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋 2013年4月20日 冬の練習の成果が表れた一撃だった。皇學館の3番・新田 宙樹(2年)が初回、相手ピッチャーのストレートを見事にとらえ、ライトスタンドへ高校通算2本目のホームランを叩き込んだのだ。 「変化球待ちでもストレートに対応できるよう、冬からずっと取り組んできたんです。ピッチングマシンを使い、(ストレートを)体に近いポイントで、軸で速く回転して打つという練習をしてきました」 176センチ・83キロというがっちりした体型の新田は、中学時代から変化球攻めに合ってきた。といって変化球に狙いを絞ると、ストレートに対応しきれない―。そんな状況を打破すべく特訓を重ね、春の練習試合こそ「芯の近くでとらえても安打にならなかった」というが、この日の県大会初戦できれいにワザを決めたのだ。 皇學館はこの日、各バッターが打席での狙い球を岡部博英監督に合図で伝えるという“逆サイン”が約束事になっていた。 「チームとしてつなぐことは出来ても(走者を)返すことができない。返す役割ができるのは誰かなと考えたときに、スコアリング・ポジションに走者を置いた場面で、各選手がどう考えるのかをみたかったんです」(岡部監督)という意図からだ。その点で、新田の感性は監督をも唸らせた。 「安打にならなかった打席も含め、新田は読みが優れていた。ドンピシャでしたね」  新田は昨夏の甲子園大会をテレビで見る際、スコアをつけて配球を研究。また小学生のころから、野球雑誌やテレビのバラエティ番組でおなじみの「タイツ先生」こと吉澤雅之氏(皇學館大学非常勤講師)の指導を毎年受けてきたそう。引き出しの多さも強打につながっているようだ。
更新日時:2013.04.25

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